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気付きから発想して具体化できた

発想するという言葉をよく耳にして、頭の中にほとんど具体的な形となって

舞い降りる様に思っていた時期があり、その内いい発想が湧いてくると思い

こんでいたのですが、いつまで経ってもそんな事は起こらず、発想する為に

必要な事が最近になって分かりだしたので、まとめてみました。

意識しないと見えてこない

いつもの日常の風景、見慣れていてなにも意識すらしない、その中である

一つの事にフォーカスすると、見つけることが出来る、例えば赤い物を

見つける、意外と多い、ポスト、標識、自動車など、しかしこの具体化した

赤い物を限定出来ていなかった。

導く

見つけようと意識していると、物事の見方が変わり、きっかけになる物に

気付きそれがヒントになり、その先に導いてくれるのではないかと思う。

広く、深く

気付きを頼りに、考え方を広げていき、広がった個々をもっと掘り下げて

共通項と違いを明確化して、選択肢を増やして組み合わせて、絞り込んで

いくのではないだろうか。

なぜを繰り返し具体化する

絞り込んだ考えを具体化する、物を作るなら図化して、企画などの形に

できないものなら、書面化して誰にでも意思が伝わる形に変える作業を

なぜを繰り返し図化するならば寸法を決めていく、なぜはその根拠を

明確にする為であり、整合性のチェックでもある。

なぜを5回

書籍で読んだ情報だが、トヨタ自動車では問題が発生すると原因を追求する

為に一つの事についてなぜを5回繰り返して深く考え本当の原因を導き出し

て解決策を考え実行しているそうだ、殆どの人間はこれをせず、原因を抽象

化して、誤魔化すので本質的な部分が見えてこない、同じ様にもう一度本来

の目的を達成する事を軸になぜを繰り返して俯瞰に図面を確認してみた。

試作までに時間を掛けた

今回作った物は10年前から子供と一緒に続けている剣道の竹刀を収納する

ラックをと思い考え始めました、昔から竹刀は手入れしたら袋に入れておく

が当たり前だったのですが、本来、竹と皮で出来た物なので通風して乾燥の

必要があるのですが、出して上手く置くスペースが無かったからだと気付き

今回前述の事を意識、確認して時間を掛けてから試作しました。

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ミスも無く思った形に

いつもより図面が頭の中残っていて、大きなミスでやり直しなども無く

試作が順調に進んで完成して、竹刀、木刀を置いてみるといつもより納得感

があり、全体的なバランスが良く思った以上の結果が出たが、若干の改良点

が抽出、出来たので改良してできたのが、写真の剣道ラックです。

竹刀 大人用 3本 子供用 2本 木刀(太刀、中刀、小太刀) 

鍔掛け 3か所 アイアンバーに手拭いという仕様

機能性、魅せるを両立したくて、このデザインにしました、これからも

こう言う視点で考えを深めて発想し、現実化したいと思います。

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