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欲しい物が無かったから作る

きっかけは探したけど無かったから

木工で物作りを始めるきっかけは、妻の美容室開業で店内で使用する道具や薬剤を置くためのワゴンをカタログで探したのですが、樹脂や金属性の物ばかりで、和風のお店にしたので風合いの合うものが無く、ハンドメイやでお土産品を制作してる工房で見積してもらったら、非常に高く予算に合わなかったので自分で作ってみようと始めた事がきっかけでした。

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思い通りに作れないが楽しい


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初期の頃作ったプランターカバーが上記の写真です。ワゴンを作った時にある程度満足いく完成度で妻からも好評で現在も使ってくれていますが、作った事がきっかけで、木工関係のサイトや雑誌を見るようになり、趣味でやっておられる方のスキルの高さに驚き参考になる部分が多く、始めて図面らしきものを書いて作った物がこのプランターカバーでした、ワゴンの時は頭の中にぼんやりした形しかなかったので、寸法間違いや順番違いが多く時間が非常に掛かった記憶があり、思った通り出来なかったので図面を書いてある程度思った通り出来た事が楽しいに変わりハマるきっかけでした。

今も改良して作っています

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この季節になるとガーデニングがしたくなり店の周りに飾る花のプラスティック製のプランターが味気なくプランターカバーも妻のリクエストで作ったのが最初で今も改良をしながら使っています。このプランターカバーも前面の両端の丸みを作り雰囲気を柔らかくして、精度を上げて制作しています。  着色していない状態だと、きず、凹みがよくわかるのですが、その状態でも気になるところがない状態で仕上げられる様にしています。

簡単な物でも整理する

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一見単純に見える物でも、いざ作ろうと始めると混乱して勘違いから失敗に繋がります、図面作成は頭に有る物を具体化して整理する為の一番いい方法だとつくづく実感します、日頃人が書いた図面を見て理解して物を作る仕事をしていますが、書く側に立って第三者に自分の考えを理解してもらえる図面が書ければ意識が伝わるのだろうと思いますが、今は自分の考えを自分が整理することで精一杯ですね。

自分の好み

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作りながら着色と完成品を想像して機能面、自分の好み、場所とのマッチングから木目を残せて、防腐、防虫効果がある塗料(キシラデコール)のウォルナットを選んで仕上げました。渋さも残っていい感じに仕上がったおもったのですが。

少しの違いで雰囲気が変わる

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いざ、と置いてみたら黒の方が良かったと言われた、丸みを付けた事で単色ではインパクトに欠けるとのことなので、もう一つ作って側面に明るい色を使って対比させて、木目をより引き立てた思った以上に合ってると思い意見を聞いてみたら前よりも良かったけどうちの店には合わないと言われた、もっともだてど少しの違いで本当に雰囲気が変わるものだとつくづく思い、好みやシチュエーションに合わせるのは本当に難しいと思う。

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