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サンゴ礁の微生物からガンの薬ができる!?
アオカビが作り出す物質が抗生物質として利用されているように、生き物がつくる物質の中には病気の治療に役立てられるものがあります。これまでも、多くの生物が研究されてきたが、慶應大学ガン研究会のグループが、沖縄のサンゴ礁に生息する微生物から、ガンの治療に応用できる可能性のある物質を発見した。
研究グループは、伊江島の西海岸に広がるサンゴ礁で、光合成を行う細菌であるシアノバクテリアを発見した。とても珍しい種類のバクテリアだったため、成分を研究した結果、ごく微量でもガン細胞の増殖を抑える働きを持つことがわかった。
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今後、治療薬として実用化されることが期待される。
『参考資料』
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2022/6/13/220613-1.pdf
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