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『コシヒカリ』と『にじのきらめき』

温暖化の進行により、夏場の高温の影響で「コシヒカリ」の品質が低下している。
(デンプンの蓄積が阻害され濁りが出てしまう。)

農研機構は、高温状態にも強い「にじのきらめき」という品種が、なぜ高温に強いのかを分析、そのメカニズムが解明された。(高温回避性という)

高温回避性は、穂が葉の中にかくれていることで、穂への日射量が少なくなり、穂周辺の葉の蒸散による冷却効果を受けやすくなる。これにより、「にじのきらめき」は暑い中でも米の品質が低下しにくい。

『他と違うのはなぜ!?』原理の追求が技術を進歩させていく。

『参考資料』

https://www.naro.go.jp/publicity_report/press/laboratory/carc/082656.html


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