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火山性地震の予測・観測は光ケーブルでできる

火山性の地震は、震源地の特定や予測が非常に難しいと言われている。

一つの方法として、日本中に張り巡らされている、インターネット通信に使われる光ファイバーケーブルを観測センサーに使う研究がされている。

光ファイバーケーブル内はガラスでできており、光が乱反射しながら、通信信号を伝えている。ケーブル途中で地震などのひずみが生じると、光の反射に微妙なズレが出てくる。このズレを検出することで、震源地などを特定することができる。

この技術の精度が向上すれば、火山活動・噴火の予測などにもつながる。

(あずま山光ファイバーケーブルの位置)


(あずま山の火山性地震の観測結果)
 白線⇨光ファイバーケーブルの位置
 星・丸⇨光ファイバーケーブルの計測結果から割り出された震源地。


『参考資料』

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