足元で起きる進化
千葉大学などの研究チームは、これまでに都市と農地の雑草がそれぞれの環境に適応し、急速に形態(草姿)を分化させていることを解明した。
例えば、オヒシバというごく普通の雑草を、都市型環境と農地型環境に置いた場合、都市環境では植物の密度が低いため競争能力が低い地面に這うような草姿になり、農地環境では植物の密度が高いため競争能力が高い直立型の草姿に進化する。
人間は、自然環境に大きな影響を与えているが、それによって様々な生物も急速に適応進化している。
『参考資料』
https://www.h.chiba-u.jp/topics/220930_release.html
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