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電気の通り道「電線」を分解すると
(電線)
電気を流すには電線が必要です。しかし電線は、導体のように電気をよく通すものだけあればよいわけではありません。電線に触れても安全なように被覆が必要です。したがって、電線は、下図のように電気の通りやすい物質の導体と、それを覆っている電気を通さない物質の絶縁体によって感電が起きない2重構造になっています。
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(ケーブル)
ケーブルとは、電線の外側にさらに被覆をほどこしたものです。この外側の被覆のことをシースといい、電線の絶縁体を保護するものです。ケーブルは絶縁体を保護するシースがあるため、電線よりも安全性や耐久性に優れています。
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(送電線)
送電線は一般的な電線とは違う。数十万ボルトという非常に高い電圧が電線にかかる。このような高電圧に耐える電線に、絶縁体を使用すると線が太くて重くなりすぎるため、工事が困難になる。また、送電線は人家から離れており人が触れる危険性は少ないことから、導体がむき出しになっている。一般的な電線にある被覆の役割は、周囲の空気が果たしている。
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