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【技術史】写真・映像技術2

カメラ・オブスキュラ(暗室)で得た像からスケッチ画を作成していた舞台背景画家のルイ・ダゲールは、ニエプスとの共同研究で、より優れた画像の保存方法を探りました。
1835年、ダゲールはヨウ化銀を塗った金属板に画像を写し出す方法を発見します。銅板に銀メッキをして、その上にヨウ化銀塗ることで、露光させた時に画像が保存されるというものでした。この手法はダゲレオタイプ(銀板)写真といわれ、それまで8時間かかっていた露光時間を30分にまで短縮することができました。
 
このダゲールが発明したダゲレオタイプ現像法は、フランス政府が「世界中に無償提供する」と公表したことでたちまち普及し、旅行者が観光で訪れた場所のダゲレオタイプ写真を購入することも可能になりました。
 
『参考資料』
https://tokyoaltphoto.com/2011/11/google-google-doodle-louis-daguerre/

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