台風でも倒れないイネ
これまで、稲を強風に強くするために、茎を伸びないようにする品種改良が行われてきた。背が低い方が風の影響を受けにくいためで、これにより、米の収穫量は大幅に増えたが、背丈を伸ばさずに育てるのは肥料を与える量を調整する必要があり、育てるのがとても難しかった。
そこで、ゲノム編集技術を使って研究されているのが、味はこれまでの美味しさを保ちながら、茎を太くして強風に強くする、品種改良だ。
写真を見ても明らかに茎が太く丈夫になっている。DNA配列を変更することで、植物の特性を変えることができるゲノム編集技術のお陰で、品種改良が効率的にできるようになってきているようだ。
『参考資料』
https://www.tuat.ac.jp/documents/tuat/outline/disclosure/pressrelease/2022/20220914_01.pdf
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