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海藻の光合成

海藻は海底でどのように光合成しているのか。その仕組みを解明する手がかりとなる研究結果が発表された。

大阪公立大学の藤井律子准教授らは、光が届きにくい海中で海藻の一種が効率よく光合成する仕組みを解明した。

たんぱく質に含まれる色素「クロロフィルb」の数がホウレンソウのように陸上で育つ植物と比べて多く、色素も青緑色の光を吸収しやすいような配置になっているようだ。


今後は、海藻を効率よく育て食品として利用したり、海藻中のたんぱく質を光エネルギーの回収装置として使ったりするなどの応用につながらないか模索されている。

『参考資料』

https://www.omu.ac.jp/assets/pr20221205ja.pdf

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