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【技術教師旅】木で作られていたお酢 ミツカンミュージアム

愛知県半田市にあるミツカンミュージアムに行きました。半田の運河沿いに立ち並ぶ、世界のミツカン本社と博物館、そして工場が美しい黒塀や近代的な黒いアルミで緻密に計算されて立ち並んでいます。予約制で時間を区切ってガイドさんが館内を案内してくれます。
 


私が興味を持ったのは、お酢よりも江戸時代の製法に使われていた木の使われ方
 
展示室内に入ったら、まず見えてくるのが、巨大な木の樽。いったいどんな大木から作り出したんだろう?
 


漬け込んだ酒粕から、酢を絞り出す時に使う、圧縮棒も巨大だ。(長さ10m以上はある)てこの原理を利用して絞り出しをしていたことが分かる。
 


美味しい酢を作るためには、良い水が必要ということで、水道の建設まで行っている。江戸時代の木の水道管は初めて見た。これを1、350メートルもの距離つなぎあわせ、水漏れも防止していたなんてすごいことだ。
 


極め付けは、重さ10tの酢を江戸まで輸送した弁才船の展示だ。下から見上げるとその大きさに圧倒される。
 


このほかにも、ガイドさんが酢のことを詳しく教えつつも小学生でもしっかり理解できるように噛み砕いて説明をしてくれたり、体験コーナーも充実していました。

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