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【技術史】ガソリン事故がきっかけでうまれた~自動車~

自動車が人間の歴史の中に登場して約1世紀、ほとんどの人間が自動車なしでは生活できなくなってしまっている。この自動車はカール・ベンツという一人の機械好きのドイツ人によって発明された。


ベンツが自動車を考え出すきっかけは、当時めずらしかった自転車だった。当時の自転車は、ペダルが直接前輪についていたため、乗りにくいばかりか、前に進むために大変な力が必要だった。


そこでベンツは自転車にエンジンを取り付け、その力で自転車を動かそうと考えた。その頃は蒸気エンジンが一般的で、それを自転車に乗せられるほど小さくするのは難しいと考えた。そのため、燃えやすいガスをシリンダー(筒)の中に入れ、それに火をつけて膨張させ、ピストンを動かす内燃機関を考えるようになった。

ベンツが、現在のガソリン・エンジンを思い付いたのは、偶然のことだった。ガソリンの容器の蓋をきちんと閉めておかなかったため、家中に気化したガソリンが充満し、それに火が移って大爆発を起こす事故があった。その話を聞いたベンツは、すぐにガソリン・エンジンの研究をしたという。


『参考資料』
https://ja.wikipedia.org/wiki/カール・ベンツ
 
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/6124/?ST=m_news#:~:text=内燃エンジンを搭載した,燃焼、排気)を活用%E3%80%82

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