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『技術史』飛ぶ椅子(ロケットの発展2)

伝説によると、ロケットを輸送手段に使おうと考えた最初の人物の一人は、16世紀の中国の役人である万戸でした。彼は、2つの大きなタコと47本の火矢を使って、ロケット推進式の「空飛ぶ椅子」をつくろうと考えたようです。
ロケットに火がつけられると、轟音とともに巨大な煙雲が立ち上がり、煙が晴れた時、飛ぶ椅子の姿は、どこにもありませんでした。木っ端微塵になってしまったのか、どこかに飛んでいってしまったのか、それはだれにもわかりません。
 
『参考資料』
https://ja.wikipedia.org/wiki/ワン・フー

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