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植物の成長を抑制する

九州大学などの研究チームは、植物の成長を抑える新しい物質を開発した。この物質を植物が吸収すると、根が浅く張るようになり、水や栄養分の摂取量が減り、生育状態が悪くなるという。

多くの植物の根は本来、重力方向に沿って伸びていく。今回開発した物質を与えると、根が伸びる方向がかく乱され、浅く張るようになる。重力を感知するのに関わる植物ホルモン「オーキシン」の流れが根の中で変わり、伸びる方向が混乱するとみられている。



『参考資料』

https://www.kyushu-u.ac.jp/f/52356/23_0412_01.pdf

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