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火山灰が栄養に
海底火山「フンガトンガ・フンガハーパイ」が1月15日、爆発的に噴火した。噴煙は高度数十キロメートルの成層圏まで到達し、大量の火山灰を放出した。
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ハワイ大学の研究チームは噴煙が消えた後、人工衛星で海面を観測し、48時間以内という短期間に火山周辺の海域で植物プランクトンが約10倍に急増していたとの分析をまとめた。広範囲に降り注いだ火山灰が栄養分となり、「ブルーム」と呼ばれる植物プランクトンの大増殖が起こったと考えられる。
噴火後、48時間という短期間に広範囲でプランクトンの増加が見られたことは驚きだ。生物が栄養分の供給にいかに早く反応できるかが分かる。
栄養状態でこんなに生き物が増殖するのなら、農地で土が痩せてしまった土地に火山灰の成分を混ぜれば土地を回復することはできないのだろうか?
『参考資料』
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC17CVE0X11C22A0000000/
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