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ウィズコロナ時代の旅と生活術

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北海道からの「越冬移住」、北海道での「越夏移住」のライフスタイルを提案しようと起業を志しました。夏は世界有数の楽園でもある北海道で過ごし、冬は地球に優しいSDGsな土地に移り住む…
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2023年3月の記事一覧

卒社旅行。小笠原への旅7

卒社旅行。小笠原への旅7

小笠原を訪れる観光客は、旅程のことを一(ひと)航海、ニ(ふた)航海と表現する。往復2泊のおがさわら丸が入港するのが6日に1回なので、一航海なら現地3泊、二航海なら同9泊の旅になる。
 会社の有給休暇消化期間に企画した小笠原への旅。二航海にしたのは、父島だけだなく、母島も見て回りたかったからだ。
 人口2千人余りの父島に比べ、母島は4分の1以下の450人ほど。集落は、ははじま丸が入港する沖港付近以外

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卒社旅行。小笠原への旅6

卒社旅行。小笠原への旅6

小笠原諸島は今年、クジラの当たり年のようだ。クジラ観測の展望台として知られるウェザーステーションに登れば、あちらこちらでブローと呼ばれる水蒸気を吐くザトウクジラが見られる。
 父島滞在6日目は1番の目的とも言えるホエールウォッチング船に搭乗した。
 大村湾を出ると、すぐにハシナガイルカの群れに遭遇。百頭を超えるほどのイルカが時折、横回転を入れながら海上にジャンプする姿は愛くるしい。

 宿泊したユ

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卒社旅行。小笠原への旅5

卒社旅行。小笠原への旅5

 滞在5日目の3月1日。ようやく南国らしい気候となった。3日間のレンタサイクルを1日乗り回せるのは今日だけ。この日は起伏の激しい島を一周と、小港地区から、展望台のある高山経由で行くと往復4時間以上掛かるジョンビーチ散策を合わせたハードな行程となった。
 父島南部の小港海岸まではバス路線が走る西岸の道路を走って40分ほど。距離は7〜8キロほどながら、電動アシストのないシティサイクルだと、ところどころ

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