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切り替えた時 ~整体師がやって来たこと①~

自粛生活に入った人向けに『切り替える時が来ましたよ』というマガジンを書いてきましたが、「こんなのできないよ」と友人からお便りが来ました。

うむうむ。百も承知です。私は整体師をやってきたのだから。言ってできれば整体師など要らないのです。

ひとりとして同じ人などいないから、ひとりひとり看て来たのだけど、最低限多くの人に共通する事として書いています。
それでもその人にとってできないこともある。家族が多ければ尚更だし。

でもね、『切り替えるときが来た』というのは、すべての人に共通だと思うんですよ。かなり強制的なコロナフィーバー。青天の霹靂、みたいな。
すべての人がそういう状況になったので、逆にやりやすいんじゃないかなと思う。

私の切り替えた時とは、もっと前で、整体師になった時でした。
なので17年の試行錯誤の結果を書いていると思って読んでみて欲しい。

自分だけ切り替わっちゃった、って大変なんだから。それに比べたらやりやすいですよ(≧▽≦)

サラリーマン時代

お勤めしている人はほぼそうだと思いますが、自分の意思とは無関係に予定が決まっていく。寝る場所もビジネスホテルを転々としたり。客先に1週間張り付きで自宅に帰れないとか。来週から海外だ、とか。
私も20代の頃は楽しくやっていました。刺激的だし。一緒に働くみんなの事も好きだったし。お給料も職場環境が悪いという訳でもなかった。
でもこれ、40歳になっても50歳になってもやるのかな、って思っちゃったんですよね。ぜんぜん家に居れない生活を続けるのか、って。

切り替えポイント:悪くはないけど、で良いのか?

下請け時代

そして整体師の学校に通って就職しました。就職と言っても正社員ではなく、業務委託契約です。つまりは下請けです。社会保障も企業年金もない、個人事業主になりました。この時に初めて社会のシステムを知ったようなもんです。国民健康保険の支払いとか住民税の支払いとか。会社がやってくれていたことを思い知りました。
そして仕事を貰うという事も。
ずいぶんブラックな職場も見ました。お客さんの横柄さも見ました。
人としてどうなの?と思う事もいっぱいありました。
それでもいい人も沢山いたんですよね。
8:2の法則ってホントだな、と思うくらい。
嫌な人・嫌な場所・嫌なこと、はどんなときにもあるけど、それは全体からみればたった2割で残りの8割は嫌でもなんでもないものでした。
それでも勤めでいれば、その2割は4割にもなっていく。

切り替えポイント:2割は許せても4割は許せない、のではないか?

開業時代

自分で決めて自分でやるという状態です。
転職した時に比べれば、怖くもなんともなかったですよ。勤めている方がよっぽど怖い思いしたし。
どちらかと言うとワクワクしてました。ひとりでやってきて10年病欠したことがないくらい、ワクワクは免疫力を強くしました。
でも3年前に家族からインフルエンザをもらったんですよね。
営業を6日間止めました。熱が下がっても自宅待機です。売り上げはゼロです。もうどうしようもない。インフルエンザは自分はならないと思っていたのに。
そこから毎冬クレペリンは欠かしません。自分だけ注意してても無理がある。
だから今回のコロナは物凄く注意してる。
気を付けても気を付けても濃厚接触では避けられないのを知っているから。

切り替えポイント:自分を過信しない。もう一度自分の環境を見直し。

営業自粛中

整体師は触って仕事をするだけじゃないな、と思っていたんですよね。
私の所に通って来てくれているお客さんは、話をしに来る人も多いです。
私の他愛ない話を聞きに来る人も多い。一般論は置いておいて、という話をよくしているから。
だから多くの人がイメージする整体院とは違うと思います。
来ている人にしか言えない(≧▽≦)
これは信頼関係と言います。

例として、小説にしてみました。有料記事なのでnoteのアカウントがないと読めないです。もしよければ小説を買ったと思って読んでみてください。


お店を開けられないので、ここで話せる限り書いてみようと思っています。

これが今回の私の切り替えポイントです。







すごく喜びます(≧▽≦)きゃっ