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嫌いな食べ物

大人になってから苦手な食材を克服したという話はよく聞く。私はその逆で歳を取るごとに食べられないものが増えていく。


鶏肉、甘海老、きのこ類(種類による)、あんかけ、生卵、メロン、ウニ、天丼、塩辛……

思いつくだけでこれぐらいある。割と王道なラインナップというか苦手な人が多いメンツが揃ってると思う。異色は天丼かな。嫌いじゃないんだけど、甘辛いタレと油の相性が受け付けなくて必ず途中で気持ち悪くなっちゃう。一回休憩を挟んで、10分くらいかけてなんとか食べ切れるって感じ。

嫌いな食べ物が多いってあんまり悪いことじゃないと思う。自己正当化のようにも聞こえるけど、「嫌いなものありません。なんでも食べれます」より人間らしくて可愛らしいと思うのよ。あと会話もしやすいと思う。「好きな食べ物なに?」って聞かれると意外とパッと出てこない。「たこ焼きかな、いやパスタのほうがよく食べてるし……でもパスタって答え微妙か?」ってあれこれ迷って結局それほど好きじゃないやつを答えてしまうことがよくある(私だけ?)。それに比べて嫌いな食べ物は聞かれても即答できるし、相手もその料理が好きな理由より嫌いな理由のほうが聞いてて面白いと思うのだ。

この記事を書く前に「食べ物 嫌い」で検索をかけてみたら「存在意義がわからない」「この世からなくなってほしい」「和解できない」「すべてを台無しにする」「もはやテロ」と辛辣に書かれていて笑ってしまった。わかる、理解できんよね。

嫌いな食べ物とはちがうのだけど、生の玉ねぎを食べると酷い胸焼けがして呼吸もしんどくなる。似た症状が出る人いないですか?調べてもヒットしないんですよね。

これからもどんどん嫌いな食べ物が増えていくんだろうなぁ。死ぬときには食べ物嫌いです水しか飲めませんって状態になってるかもね。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。グミ超うめぇ


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