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今日の日めくり 2月9日

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今日の一言は、

「立つ鳥跡を濁さず」

たつとりあとをにごさず

【意味】
立ち去る者は、見苦しくないようきれいに始末をしていくべきという戒め。
また、引き際は美しくあるべきだということ。

という言葉です。


【詳しい解説】
 水鳥が飛び立ったあとの水辺は、濁ることなく清く澄んだままであることからいう。
ここでの「立つ」は、「飛び上がって去る」という意味。
「立つ鳥跡を汚さず」ともいう。

故事ことわざ辞典より


類義語は「原状回復」

「立つ鳥跡を濁さず」の類語はものごとを元の状態に戻すという意味で、「原状回復」「原状復帰」「もとに戻す」「もと通りにする」などがある。


私はこのことわざ、徒歩で行く学校の遠足を思い出しました。

みなさんも学校の遠足で先生からこう言われたことはありませんか?

「来たときよりも、この場所をきれいにして帰りましょう」

私が育ったのは田舎なので、遠足で行く場所は山の中の公園やキャンプ場、昔話の残る池などでした。

お弁当を食べた後は、ゴミ拾いをして帰ってくるのが普通のことでした。

思い返せば、その感覚があるから、海や川に行くと少しでもゴミ拾いをしてから帰るのかも知れません。


ことわざの例文を探していたら、職場を去るときが例になっていました。

でも、退職する場面で言われる「立つ鳥跡を濁さず」は去り際の美しさ。
その美しさって、自分の経験をプラスして、後に残された人に仕事をしっかり引き継いでいくこと、ですよね。

その人が職場で信頼されていなかったら、このことわざは使われないと思います。

水鳥にしろ人にしろ、「美しい余韻」がそこにはあるな、と思いました。

また、類語の「原状回復」ではなく、
「その場の状態をさらに美しくすること」

な感じに思いました。


引き際が美しいと、後々も話題に上がりやすい気がします。

山口百恵さんとかは、そのパターンではないでしょうか?

最近なら、安室奈美恵さんの引退のしかたが好きでした。

どこかを去るときは、美しく去りたいですね。



今日の二十八宿は

翼(よく)

土木や建築関係、農耕関係に吉。

その他のお祝い事や祭り事など公事には用いない。

とのことです。


このことわざを紹介したら、なんだか格好つけたい気分になりました✨

私が格好良くなるシーンってどこだろう?

ビシッと決めたいけど、日常でそんな機会ないな😅

noteの記事も起承転結、しっかり結末を美しくまとめたいと思う毎日です。



この記事が、みなさまの会話を盛り上げるきっかけになったら嬉しく思います😊

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