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墓参りという開拓

昨日は墓参りに行きました。

年3回、高速道路で1時間半の距離にある、静岡県掛川のお墓です。

山の地形に沿ってお墓が並んでいます。

見晴らしが良く、何かのスタジアムと、天竜浜名湖線の電車がのどかに見えます。

そのお墓、9年前に亡くなった義父が50年以上前に買いました。

前は墓の横が雑木林(ぞうきばやし)
(なぜか臓器林と変換されて恐怖)でした。

4年前に雑木林が伐採されて、翌年から開拓が
始まりました。



雑木林がなくなってスッキリしたと思ったのは
1年間だけでした。

今や迫り来るジャングル化した雑草に恐怖です。

墓が雑草に飲み込まれそうです。

毎回、刃渡り30センチの大きなハサミ、
ノコギリ、剪定バサミ、軍手を持ち出掛けます。

時々、スコップも持ちます。

そんな重労働な墓参りって普通でしょうか?

義父が何気なく植えたソテツも2mくらいに成長してしまい、手に負えません。

腹が立ってすべての葉っぱを切ってきました。

ソテツの葉は針のように痛いんです😭

頑張りました。




"笹"も墓を侵食してきます。

笹とは、

河原や空き地などいつの間にか一面を覆ってしまう笹。笹はタケ亜目に属する多年性の常緑植物で非常に繁殖力が強く、日本の森林の実に30%とは笹であると言われています。
笹は地下茎が横に伸びることによって繁殖し、俗にパイオニア植物とも呼ばれ広い土地があればすぐに地下茎を伸ばし繁殖し、たとえ地上に出ている部分が刈り取ったとしても地下茎が残っていればすぐに芽を出し再生してしまいます。
しかもこの地下茎、伸びると数百メートルも横に伸び続けるので一度地面を覆うように生えてしまうと全てを取り除くのは至難の業で、その上非常に硬く、鎌で切ろうとしても一筋縄ではいません。

*パイオニアの意味
  他に先駆けて物事を始める人。先駆者。開拓者。
  使い方「日本における半導体のパイオニア」


笹の恐ろしさを伝えるためにネットで調べたら説明が長い上に、悲しい現実を知りました。

更に他のサイトでも笹を調べたら、

どうして雑草の中でも笹は最もやっかいなのか?

・とても早い成長スピード
・地中から他の土地に侵入してくる
・雑草の域を超えている

と出てきました。

「雑草の域を超えている」に笑いました🤣

笹の駆除方法①重機で駆除する 
墓は狭く重機は入れない

笹の駆除方法②枯らす
熱湯と塩で枯らす
塩で枯らす効果
除草剤で枯らす

どれも現実的に難しい

笹の駆除方法③伐採する
ノコギリでダメなら①重機で掘り起こす

笹の駆除方法④蕎麦で駆除する
墓に蕎麦は要らないので却下

と笹に詳しくなりました。


墓に迫る危機はもう1つ。

葛の蔓(くずのつる)です。

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空き地などを覆い尽くしてしまう葛。
確かに地上部のつるも厄介なのですが、本当に
厄介なのは根の部分。

クズは一般の雑草と比べても根が強く、非常に
長く伸びた蔓をいくら駆除しても根から伸びて
きてしまいます。


笹と蔓、この2大強敵とこれからも闘い続けることが我が家にとって墓を守る事なのです。

今日は筋肉痛です。

まるで開拓地を守る気分になります。















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