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旅のゆるふわ哲学。僕らは、BtoB?BtoC?からのTtoTだ....となって、ギフト関係の話。(ある日のフォトを添えて)

旅路で話していたことで面白かったことの記録です、ブログのようなエッセイのようなゆるふわ哲学レポートです🍋


ビジネス出身やデザイン出身など、それぞれ出身地の匂いってあるよね…という話から、ビジネスでよく使うフレーム、『BtoB』『BtoC』『BtoBtoC』…について旅路で話しておりました。

今回は、何かが形になる前のスタート地点について気づいたことです。

BtoBやBtoCは結果であって、はじまりではない

「自分たちがやってることって、BtoB?それともBtoC?」の素朴な疑問が出ました、僕らの活動のひとつである、創業期のマーケティング支援はBtoBで、新プロジェクトのtimecapsuleはBtoC?など話してたら、どちらも合ってるのですが、なにか引っかかるのです、心がフィットしない、そんな感じです。それを手がかりに探っていくと、気づきがありました。

僕らにとって、BtoBやBtoCというのは結果であって、はじまりではないということに。

誰しもが、はじめるには気持ちがありますよね、そこには言葉では言い切れない感情も含まれると思います、一方でBtoBやBtoCというのは型であって、ここには気持ちが含まれません、BtoBと言った瞬間にはじまりの気持ちも、文脈をもすっとばして無機質になってしまうような、そこに違和感があったのだなーと。

爆誕「 T to T 」!どうぞご活用ください

じゃあ、自分たちは結局なにをしてるのだ?という話から、そもそもなにが楽しいんだっけ?という問いになり至ったのです、友達となんかやってるときって最高に楽しいなと。

という流れから生まれました…..「あっ、” T to T” だ!!」

僕らは、BtoBでもBtoCでもなくて、TtoTだったんだと!

『T to T』とは?
『ともだち と ともだち』の略、ともだち同士をつなぐことで、楽しさや豊かさのような人生の醍醐味をスケールさせ、予想してない世界線が生まれてしまうかもしれないモデル

ビタミン語録より

まさかのダジャレですが、同時にコレだ感がありました、たかがダジャレ、されどダジャレです(笑)

今後、ビタミンはなにしてるの?と聞かれたら「T to Tやってます!」とお伝えしていこうと。その後にできたアウトプットがBtoB・BtoCと言えることはある、そういうことなんだな〜と。

T to Tの”ともだち”について

『ともだち と ともだち』から、もうひとつ気づきを得ました。
僕らにとって”ともだち”とはどのような存在なのか?と。

漫画家の山田玲司さんが言ってた言葉が一番グッときたのですが、こんなニュアンスでした「友達とは、ギフト関係が成立する間柄」と。
(言語化されてすっきりしたので、Youtube貼っておきますね!)

これは、実際モノを送り合うということではなくて、それぞれの経験や感じたことを共有し合った後、あの人話すとめちゃくちゃ楽しいと、セッションになるなとか、アイディアが生まれるなとか、あの人といると元気になるとか、そんな風に感じたときはギフトを頂いてるとき、それが相互作用してる関係のイメージです。

そうなると、自分自身にできることはひとつだけ、今ある自分の感性を信じて動いていること(←ここ大事)。そうやって動くプロセスにオリジナルな経験や感じたことが生まれる。僕らが他者から影響を受けるときがそうであるように。

ある意味、自分を生きてるだけでギフトを生成しちゃってる、そしてそのギフトは枯渇しない、これはものすごいことだなと。

では、自分を生きるって、なんんでしょ?僕らは、自分を削って削って削りまくって、最後残った”それ”なんだろうなと….これはこれで長くなるので、ここまでに💦

それでは、T to T のスケールの先にあるM&A(Memory & Amazing 笑)をたくさんしていきたいとおもいます😃


「私たちのタイムカプセル」というプロジェクトは、TtoTのひとつです。ここに関わる人同士が出会うことも僕らの喜びです。ドキュメンタリーの撮影風景を撮影したフォトを添えて🍋

Photographed by タカナシダイスケ

株式会社TeaRoomの岩本さんのドキュメンタリー撮影をしていて、これは東京のとある場所にあるお茶室に伺いました
和室落ち着く、そして茶人としての岩本さんに会うのはお初
圧倒的に心のリズムがゆっくりしてくる不思議
足し算をしがちな日々に、引き算の大切さを教えてくれる佇まい
おもてなしには、裏側があります。
お客様をもてなすためにしつらえは細部に渡ります、気づかれないかもしれないくらいの心配り
湯を沸かす火鉢、そこに火鉢があるとうことは、そこで火を起こしてくれる人がいることを想像できる自分でありたい
お花があるということは、自然にはお花があり、それを摘み美しく挿した人がいて…そんなことを想像できる自分でありたい
岩本さんのドキュメンタリー制作のバディ、こまちんさんが北海道からかけつけて
プロの領域で僕らは静かに邪魔をしないことくらいしかできない
岩本さんが茶人へと変身しはじめて
簡単に打合せをして
いよいよはじまる
明らかに空気が変わりました、これは表現できません
岩本さんの所作が美しすぎて、動きから目を離せませんでした(見られる状況でも淡々と流れるような所作に、それを繰り返してきた歴史を感じました)
合間では日常の顔に戻られつつも、はやりどこか違う(と感じてしまう自分に変化が起きてるのだろうと)
撮影の合間にも心遣いをいただき、我々はじっと邪魔をしないという仕事に徹します
薄茶をいただく我々、浅はかな感想で恐縮なのですが、美味しい…..
(撮影時のおすそ分けです、お椀の置き方など諸々、正式なお作法はしておりませぬのでご了承ください🙏)
我々がじっとお点前を頂いてる間も、こまちんさんは脳内で残したいカットを考慮して、セッティングを進められる、脳内どうなってんだろう?と思いながらプロってかっこいいいなという素直な感想を抱く
そして撮影は続き
何度見ても美しい
指先の先端まで意識が行き届いてるような
それを捉えるプロも美しい
この間に流れる空気に背筋が伸びておりました
この空気感伝えたい(伝えられない)
およそ6畳間で動きまわる、撮影は多面的なんだと学んだり
撮影しっぱなしで、お点前をいただく合間もなかったこまちんさんの為に、岩本さんが点ててくれ
表情もほころび、ほっとひといきつきながら、感想を聞いたり
火鉢のごきげんをよくしたりなど(←正しき表現わからずで失礼します)
まだまだ続く心地よい緊張感
プロとプロ
ともだちとともだち、でもあり
ようやく撮影も終わり
ご多忙の岩本さん、このあとも取材が入っておりました
ドキュメンタリーがどのようになるかは、まだ誰もわかりませんが、グルーブが最高なのですでに素晴らしきものになることは確定です。
岩本さん、ありがとうございました!
そして、撮影者にも裏側はあり、廊下でいくつもの機材のパッキングして返却に、物事の裏側へ想像力をもっていきたなと。
撮影終わって、こまちんさんとビタミンでお寿司居酒屋であんなことやこんなことを。
岩本さんに出会ってから約5年、こまちんさんに出会って約1年弱、ときを超えて尊敬するプロとプロがこうやってつながっていくことに立ち会える喜びが溢れました。
そして、こまちんさんという人しか撮れないドキュメンタリー映画企画があって、僕らはそれを心から楽しみにしています、それがいつになろうとも!


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