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宮古島トライアスロンレースレポートby りょーちん

【宮古島トライアスロン参戦記】りょーちんこ

まさかまさかの🥈の巻

今年より隊長からチームの代表を引き継いだ、りょーちんこ、です。
モットーは「下ネタ反対!!!」ですw

以外、長文になりますが、お付き合いいただけるとうれしいです🥰

まず、宮古島に抱く思いはあまりいいものではありませんでした。はじめて出場した大会はスイムコンディション不良のためデュアスロンになり、しかも足を怪我していたため、走るつもりはなかったのにファーストランをせざるを得ない状況に。もちろん完走はしてません。また、合宿で来島した際は、ほぼほぼ悪天候。風強いし、雨ぱらついてるし。海は荒れてて決して美しくないし。
スモッグのかかった宮古島への勝手なイメージが今回の大会で晴れたのは言うまでもありません。こんなに美しい島だったなんて。サイコーだったぜ、宮古島!!!ということで、レースを振り返ってみます。

上記のように宮古島に対してはあまりいいイメージでなかったし、シーズンインということもあり、怪我しない程度に、ほどほどにレースできれば、という意気込みでした。なおかつ、ごーいちさん同様、2月に落車し肋骨を負傷し、まともに練習ができない時期もあったという、これまたやる気を削ぐ要素も。
一週間前までてきとーに練習し、レースウィークはほぼほぼリカバリーに費やしレースに挑みました。なお、前日はバイク預託と食事排泄以外なーんもしてません。

【スイム】

緊張感の欠片のない状態でスタート地点へ。ピリピリしている空気を無視して、ご近所にいた飯田さん、小栗さん、ぱいき、太田さんとスタート1分前までおしゃべり。まぁでもこれはいつも通りか。
スタートし、しばらくのわちゃわちゃタイムが終わり、気付くと横にはウェットを失くした梅ちゃんと榊原くん。前には2人。この人たちに引っ張ってもらうことに決める。んがしかし、沖から戻ってくるときに、なぜかバラバラになり、結局そこからひとり旅。一番したくないやつ。上陸し折り返しのブイを回るとき、西内さんと誰かが前に。2周目はレース展開などまったくなく淡々と泳ぐ。途中ガーミン先生が6回ぶるったので3000メートル以上泳いでいることがわかりつつ、スイムアップへ。結局距離は3200㍍。終始海底が見えてるスイムなんてはじめて。宮古島の海がこんなにきれいだなんて知らなかった。こんなコンディションでスイムが出きるなんて贅沢すぎるでしょ。

スイム後、着替えテントから出るときに、入ってくる西内さんと衝突してしまいました。ご迷惑お掛けしました。この場を借りてお詫び申し上げます。てかさ、出口、開けててくれよな。
そんな西内さんと梅ちゃんにT1で颯爽と抜かれ、バイクへ。いつまでたってもトランジは下手くそ。

【バイク】

比較的心拍が低く身体が軽め。調子が悪くないことを把握。んが5㌔くらいで戸原くんにすごい勢いで抜かれる。格が段違いに違う。それに抜く際のマナーがわかってらっしゃる。さすがプロ!!!抜かれても焦らずに220-230wで刻む。12㌔くらいで梅ちゃんを躱し、その後赤いトライスーツの選手を抜く。
池間島の橋で戸原くんが遠くにいるのがわかる。あまり離れてない。
55㌔地点、応援の隊長から先頭と8分くらいとの情報を得る。追い付くはずがない。てか、誰じゃ、その先頭は!!!その後も淡々と220-230wを刻む。相変わらず戸原くんが遠くの方にチラチラ見える。
東平安名岬への入口交差点で先導バイク発見。てらちゃんだ。この時点でてらちゃんが優勝なんだなと確信する。さすがに追い付けないでしょ。
東平安名岬の折り返し。戸原くんがかなり大きくなってきた。垂れてるようだ。
後続を確認すると、すぐ後ろにぱいき、その背後に梅ちゃんたち、その後ごーいちさんが続く。比較的みんな離れてないぞ。
とうとう戸原くんを抜く。なんだか覇気がない。どーしたのだろうか。
近づいているぱいきに抜かれるのは時間の問題だ。んがしかしなかなか抜かれない。100㌔地点くらいか。やっとお出まし。勢いが違う。今日のぱいきもいい感じか。すぐいなくなるかと思いきや、こちらも戸原くん同様なかなか視野から消えない。

競技場近くになってもまだ遠くにいる。いや、一時より近くなってるか。
そして、T2へ。

Ave.222w

T2テントに入るとそこにはぱいきが。
全身つったーっと言っている。前半頑張りすぎたせいか、後半あまりパフォーマンスがよくなかったんだなと。そんなことを話してるうちに、テントを後にしたぱいきは遠くへ消えていった。こちらは相変わらずシューズが履けない。今回ももたもたトランジは健在である。

【ラン】

アイアンマンでもそうだけど、バイク後のランは比較的軽い。アイアンマンの時は錯覚だということがわかってるし、フルマラソンなので、自制心が働く。しかし、30㌔はどーだろうか。短いようで長い??長いようで短い??わからない。
とりあえず、走り始める。
㌔4を切っている。これは抑えるべきか。しかし、遠くにはぱいきが見える。それもだんだん近づいてくる。とりあえず、このままぱいきに追い付く作戦を取る。7.5㌔の折り返し過ぎでぱいきをかわす。明らかに精彩を欠いている。脱水か??手持ちの塩タブレットを手渡す。ポケットに入ってる塩タブレット、残り2つしかなかったことをあとになって知る。後半、自分が脱水になりかかった際、激しく後悔したのは言うまでもない。
にしてもこのランコースはアップダウンの連続でまともな平地はない。脚へのダメージもじわじわ襲ってくる。極めつけは競技場の前の坂道。これはまじ壁だ。
ただ、ここで応援してくれた、なおみちゃん、けいちゃん、ぶっちには本当に助けられた。
応援されるのって元気が出るね。みなさん、改めてありがとうございました。
そして、後続との差がどのくらいあるのかわからず、2周目へ。太陽が高くなり、日差しが強い。おまけに気温もけっこう高いぞ。徐々にペースも落ちてきた。4:30くらいか。序盤にぱいきに追い付く作戦はやはり間違えてたようだ。止まりそうな脚に鞭を打ちながら前へ。残り3キロくらい。応援の隊長から後続には戸原くん、ぱいき、土田さんがいるとのこと。それぞれ3分くらい後方らしい。前とは11分差。それはさすがに追い付かないでしょw
てか、土田さん、すごいな。ウェーブ違ったんじゃなかったっけ??そんなことを思いつつ、このまま行けば、5位以内なんじゃない??とうれしくなる。
そして、最後の壁を登り、競技場へ。めでたく?運良く?後続には追い付かれることなく🥈でゴール✨
実は戸原くんが直後に迫っていたことをゴール後に知る。ギリギリセーフ。

Ave.4'22"/km


【総評】

こんなおっさんが歴史ある宮古島トライアスロンの🥈になってよいのか。自分にはその資格はあまりないような気がする。不調だった戸原くんやぱいき、不慮の事故に見舞われた細田さん、ウェットを失くした梅ちゃん、等々、ベストパフォーマンスなら勝ち取っていただろう選手が山ほどいたはずだ。なので、今回の🥈というプライズは自分としてはおまけとしての位置付けでしかありません。ラッキーボーイでした。えっ?お前、いい歳こいて、ボーイはねーだろ、とのツッコミ、お待ちしておりますw

今年のメインのレースは10月のバルセロナ。
その前に6月のケアンズ。
自分の年齢(41)を考えると、アイアンマンでsub9をするには一戦一戦大切にしないといけない。
その意味で、今回の宮古島トライアスロンは絶妙な効果判定にもなったし、少し自信にも繋がった。
この喜びを享受してくださった、大会関係者、ボランティアの方々、応援してくださった多くの方々、島の神々様、この場を借りて御礼申し上げます。
また、機会があったら出場したいと思います。
そして、今後ともトライオンをよろしくお願いします。
長文駄文失礼いたしました。

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