焼酎は移ろいの美学

【　ロックは、移ろいの美学　】

西麻布の「かぶいて候」。
粋に飲めるお気に入りのお店。

出汁がしっかり効いたおでんと、
炭火で店内で焼く大ぶりの焼き鳥と
焼酎のなみなみロックを合わせれば
もはや至福。頬も緩み心もほぐれます。

お付き合いの長い常連の1人として、
たまに磁力のようにひきつけられ、
カウンターで溶けゆく氷を眺めながら
移ろう時間と焼酎の香り、味わいの変化を
楽しんでます。

ロックは一瞬たりとも同じ
瞬間がない世界ですが、氷と焼酎が
グラスの中で融和していく様を、
見て、感じて、味わう、一連の流れが
魅惑。焼酎は庶民の酒なので
太っ腹なおもてなしに気持ちが上がります。

ここ、かぶいて候は、焼酎ロックのなみなみチャンピオンなお店で、ロックグラスにたっぷり入れてくれるだけでなく、ちょっとだけ表面張力を突破し、こぼれます。

この演出をさらりとやってのける店主が粋なんです。
江戸っ子の気風の良さに通じます。
あ、でも三杯飲み干すとまっすぐ帰れません（笑）

なみなみロックグラスを眺めながら
蔵元さんに想いを馳せて
移ろいの美学を楽しむひととき、
心のチャージにも、なります。

カウンター×ロックで、移ろう幸せタイム
次回が待ち遠しいです👍

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