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シンポジウム「女性とラグビー その魅力を語る」を振り返る(その4)

みなさん、こんばんは。

横河武蔵野Aretemi-Starsスタッフの@teamkyoukaです。

今は活動自粛中ですが、横河武蔵野Aretemi-Starsではユース(U18)とアカデミー(U15)の活動を今年度から本格的にスタートしました。

本来であれば喜ばしいことですが、組織の急拡大は時にスタッフ不足を生みます。

とても悩ましい問題です。

女子ラグビーの普及と未来を考えてみたいと思います。

「私たちの戦略ー目標達成までの道筋」

③持続可能な参加を拡大する

試合の形態に影響を与えるような文化の違いを受け入れる普及を積極的に展開する。

持続可能な参加を大幅に拡大し、しっかりとした協会の普及計画を策定する。

あらゆる年齢、レベル、ゲーム形式の国内競技のパスウェイ。

地域社会、クラブ、学校、大学の役割と相互連携の重視。

施設の利用に関する問題の改善。

「Get Into Rugby(GIR)」や「Impact Beyond」など入門レベルのプログラムを世界各地で継続的に実施する。

各地域や協会は、予想される協議事項の増加に伴う需要の拡大に見合う、十分な人数の有資格者コーチ、マッチオフィシャル、メディカルスタッフがいるようにする。

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感じたこと

各カテゴリーのトップレベルの環境は整ってきていると思います。

ただ、普及が拡大するとトップレベルだけ整っても意味がないことに気づきます。

あらゆるカテゴリーにおいて、試合の勝敗ではなく、純粋にラグビーを楽しみたいというニーズがありますが、これらの選手層を吸収できないように感じています。

つまり、ラグビーをエンジョイしたいと気軽に参加できるような器がないと、やっぱりどこかのタイミングでラグビーをあきらめてしまう選手が出てきてしまうのではないかと心配になります。

草野球、草サッカー、草ラグビーのように、土日に集まってわいわいがやがや集まって、練習後には食事して、たまに試合して汗をかく。

そんな女子ラグビーの世界が広がっていくことがひとかけらの夢です。

次回(その5)では…

World Rugby General Manager for Women’s Rugbyのケイティ・サドラーさんが語った、「私たちの戦略ー目標達成までの道筋」について、今回は「③持続可能な参加を拡大する」でした。次回は「④ハイパフォーマンスのクオリティレベルの競技」です。

ご一読ありがとうございました。


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