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はじめてのハノイ旅 観光バスと徒歩散策をしよう

初めてハノイに行きました。ハノイの街を知るのに良い3つの方法を紹介します。

① 現地人案内のフードツアーに参加して食文化を知る
② 1時間の観光2階建てバスで都市の全容をつかむ
③ 徒歩で散策(街歩き)でローカル感を肌で感じる

これらの活動でハノイの魅力を感じることができました。

私は残念ながら現地で体調を崩し、観光できたのは実質2日半ほどでしたが、短い時間でもハノイを結構楽しめました。


現地人案内のフードツアーに参加

ベトナムが初めてだよ~という方、現地人が案内するフードツアーに参加するのもおすすめです。
お店での振る舞いや注文の仕方がわからなくても、ガイドさんが丁寧に案内してくれます。

サマーロール

このようなツアーは、TripAdvisorやAirbnbなどで見つけることができます。現地の食文化の話を聞きながら、食べ方も教えてもらえるので、食文化講座と捉えると価値は高いと思います。お料理+1ドリンク込みで4000円程度です。特にハノイ初日に参加すると、あとの食事が楽だと感じました。

ツアーの一例です

私は、ガイドさんにフォーとバインミー以外の料理を楽しみたいとリクエストし、4軒の料理店と2軒のデザートショップを訪れました。その中で特に印象に残ったのが、Xôi Yến(ソイ イエン)というおこわのお店です。

Sticky Rice(おこわ)+鶏とマッシュルーム

ここでは、スティッキーライス(もち米)におかずを組み合わせて注文します。日本や中国の田舎の伝統的な料理にも共通するような、素朴で元気が出でる味でした。

とても美味しかったので、後日再訪しテイクアウトしました。

ホテルで食べる夜ご飯用に注文
ソイ イエン おいしかった~
 ライス20,000+好きなおかず(具)を選びます

2階建てバスツアーはおすすめ!

ハノイでは、是非2階建て観光バスを体験してみてください。このツアーは、街の全体像を一望できるよい方法です。
観光スポットを巡りながら、歴史と現代が融合した街並みが楽しめます。

https://hopon-hopoff.vn/tours/ha-noi-city-tour-by-night-2 より

2階の高さから、たくさんのおしゃれなカフェ、美しい湖、緑が多く整備された観光施設などが楽しめました。

私たちは、水上人形劇が18:15頃に終わった後、徒歩1〜2分の距離にあるチケットブースへ向かいました。(上の地図の①)

ラッキーなことに18:30からの1時間のラウンドツアー2階の座席を確保できました。この時間帯は、出発時はまだ空が明るく、後半には日が暮れた美しい街のライトアップが楽しめます(7月)。そして何より、暑くない時間帯のおかげで風に吹かれつつ、気持ちよい時間を過ごすことができました。

美しい湖の中を走る道 バスからの眺め
音声ガイドでブックストリートと説明されていた場所

注意点ですが、イヤホンをもらい日本語ガイドを聞くには、日本語のチャンネルでは外国語が流れ、スペイン語のチャンネルを選ばなければならなかったことです。うまく見つかってよかったです・・・ 

それから、街路樹の伸びた枝木が、乗客に当たることがあったので目をケガしないように気を付けてください💦

街歩きで都市を実感する

その都市の雰囲気や特徴、規模を感じ取るためには、街歩きが一番です。

徒歩だけ観光地を巡れる(気がする)

移動にはGrabなどのタクシーサービスも便利ですが、体力さえあれば、ハノイの主要観光地は1-2日かければ徒歩で巡ることができるのではと思いました。

私は旅の初めに体調を崩したため、回復後の街歩きでは、無理をしないため省エネモードでゆっくり短時間のみ行いました。疲れていると感じなくても、カフェなどで休憩を取りながら、3-4時間ほど歩きました。

歩くことでエリアごとの景色の変化や、人々の生活の雰囲気を楽しむことができ、まるで探検しているかのような楽しい時間を過ごせました。気ままに自分だけのハノイを発見することができると思います。

ストリートごとに特色

ハノイは問屋街のように、各ストリートに特色ある店が集まっており、見て回るのがとても楽しかったです。店先には店主がスマホをいじったり雑談したりして座っていて、まるで映画の中を歩いているような気分になりました。

ランオン通り(Lãn Ông通り) 生薬 漢方薬の店が並ぶ

特に印象的だったのは、漢方薬のストリート、ぬいぐるみのストリート、そしてランタンなどの紙製装飾品を売っているストリートです。

ぬいぐるみストリート。ハンマー通り(Hang Ma通り)と思います

どれも独自の雰囲気があり、歩くだけでワクワクしました。

ハンマー通り(Hang Ma通り)紙装飾品の店が並ぶ

また、Cốm tươi コムトゥオイと呼ばれる、ういろうのような食べ物を売っているお店が集まっているストリートがありました。

すごく食べてみたかったのですが、病み上がりということもあって、なんとなく見送ってしまいました。

帰国後調べてみると、もち米で作られたものでほんのり甘く、そのまま軽食やデザートとして食べて良いとありました。

再度写真を見て、やっぱり食べておけばよかったと後悔しました。体調が万全でなく判断が鈍っていました…

絶対おいしいに違いない!!

また、有名なハノイ駅近くの線路沿いのカフェも、隣の道から見ると朝は人が少なく、静かな感じが面白かったです。

それぞれのストリートが持つ独特の魅力を楽しむことがでる街歩きは、かなりにおすすめです。

おすすめカフェ 優しくくつろげる時間

カフェに入ると、スタッフさんたちが皆優しく、笑顔で気遣ってくれるのが印象的でした。言葉や習慣がわからない時でも、親切に対応してくれると本当にありがたいものです。体と心を癒しながら、リラックスした時間を過ごすことができました。

以下は、ふらりと入って気に入ったカフェの紹介です。

① ブラックバードコーヒー(Blackbird Coffee)

ハノイに3店舗あるブラックバードコーヒー。旧市街の店舗の2階は、みなさん静かにお茶をしていて、心の静寂を感じることができました。落ち着いた雰囲気の中でゆったりとした時間を過ごせました。

バインミー25の近くにある店舗 ブラックバードコーヒー

② ホアサーカフェ(Hoa Xa Cafe)

ロンビエン駅の隣にあるトレインカフェ、ホアサーカフェは建物自体も素敵で、シート横の窓から線路を眺めながら休憩することができました。ロンビエン橋から伸びているこの線路が、思考を開放し、旅気分を引き立ててくれました。

カフェ自体は駅に併設されているため、旅感が強調されました。列車は数時間に1本程度のようで、見ることはできませんでしたが、隣の駅舎の待合室には電車を待つ人がたくさんいました。

③ THAIYEN CAFE

ここでは移動の関係で休憩できなかったのですが、次絶対行きたい場所です。観光スポットからも離れていて、ローカル感があり、路地にノスタルジーを感じる場所でした。自分の備忘録として記載します。

店の横の路地にもスペース

雨がやってくるので傘は持ち歩こう(7月)

私の旅は7月でしたが、天気予報で雨が降る予定の日は、1日のうち時折雨が降ってきました。街歩きの際にはカフェに逃げ込み、雨宿りをしました。ハノイにはカフェが多く、雨が降ってもすぐに避難できるので助かりました。

たままたカフェがなくブンチャーのお店で雨宿り

雨季を避けたい人もいるかもしれませんが、現地の方によると、冬は排気ガスなどでハノイの空が曇ることが多いそうです。一方、雨季には晴れた空やきれいな空気を楽しむことができるので、それぞれの季節に良い点があるようです。

ハノイの街歩き対策:着替えを持ち歩こう

ハノイの暑さと湿度のせいか、街歩き中に異常なほど汗をかきました。特に体調を崩していたせいか、タンクトップもTシャツもびしょびしょに濡れてしまいました。カフェで冷房に当たっていると、濡れた服が冷たくなって、また体調を崩すのではないかと心配しました。

街歩きをする方は、Tシャツを2枚持ち歩くことをおすすめします。私自身、町中で緊急的にTシャツを購入し、店内で着替えさせてもらいました。

旧市街にはTシャツ屋さんばかり目に入りましたが、観光スポットを離れるとTシャツ屋さんはあまりなく焦りました。

街歩きは、熱中症と汗対策を万全に、楽しく満喫してください。

【参考】ノイバイ空港の両替:22:30以降もできました

念のため成田空港で3000円をベトナムドンに両替しましたが、22:15にハノイに到着しても、ノイバイ空港の到着ロビーには何軒か両替ショップが開いていました。(店ごとにレートが違います)

ゲートを出て一番右にある2軒は、両替専門店で為替レートのボードが掲示されており、安心して利用できました。とりあえず二人で1万円両替しました。(最終的には、今回の旅では合計2万円の両替で足りました。)

【参考】空港からホテルへ:Booking.comの無料タクシーで快適移動

Booking.comで予約したホテルには無料タクシーのサービスが付いていました。到着便の情報を事前に連絡していたので、遅延があっても心配いりませんでした。

着陸後、WhatsAppにメッセージが届き、指定された待ち合わせ場所へ向かうと、ネームカードを持ったドライバーさんが迎えてくれました。これにより、スムーズに移動することができました。

一番のメリットは、空港到着後に移動手段を手配する必要がなく、ストレスフリーだったことです。到着後、両替などの手続きを含めて約1時間後には旧市街のホテルにチェックインできました。このサービスのおかげで、旅のスタートを快適に切ることができました。



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