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コピーバンド記 vol.1 - Tele / はじめての後輩バンド
ジョイントADが流れて、話し合いを重ねて学祭音源審査に出すことを決めた Tele のコピーバンド。
自身はじめての、自分以外全員後輩バンド。音源審査の経験のない後輩がほとんどで、よい音源を録るために先輩である自分が卓と向き合う。
結果的に、キーボード2本のバンドが学スタ2階で満足のいく音源を仕上げるということは不可能に近かった(1階と比べ物が少なく音が反響しやすい傾向にあるため)。審査の結果は芳しくなかったが、それ以上に、後輩たちがつくりあげてくれた音楽や練習の雰囲気への思い入れがかなり強かった。
言葉にして伝えなくても伝わる想いはある。が、言葉にして伝えた方が伝わるのならば、あなたの気持ちに届くのであれば、言葉にして伝えよう。そう思って、バンドメンバーの後輩全員に少しメッセージを送った。
どうやらふだん後輩から変な先輩に写っているようで(自覚はあり)、意外性のある(?)メッセージに対して想像以上に感動の嵐だった。俺は後輩たちを心の底から尊敬しているし愛している。先輩後輩の境目は良い意味でなくしたいタイプだけれども、こういう時にやっぱりひとつ、なにかを言えるような存在になれたのなら、その時には、後輩たちからも尊敬してもらえるのだなと実感する。伝えてよかったなと思った。
またこのメンバーでバンドをやることはないのかもしれないけれど、それぞれいろいろなところで輝いていてほしい。誇りをもって生きてほしい。あなたの音楽性をこれからも見守っています。
一応、先輩より。ありがとね!
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