憧れが突然目の前にいたっていう体験 ~インターネットは実はいつも温かいのかもしれない~
超久しぶりの更新です。
あまりにも久しぶりの更新なので自己紹介から。
チーム☆胃薬という同人音楽サークルで曲を作ったりしているMr.ストマックです。とりあえず過去作った曲なんかも載せておきます。
こんな感じでアイドルマスターのキャラへの気持ちを歌にするという薄ら気持ち悪い活動をしたりしてます。急に出オチならぬ出オタクな感じですいません。
アイマスとエロ漫画、音楽とラーメン二郎、バスケと五十嵐大介の漫画と金城一紀の小説が好きです。そんな感じで日々暮らしてます。
また私は配信も好きなのでニコニコ生放送で雑談配信やら作業配信やらいっしょに音楽やってる相方のトミザワ君と不定期にラジオの真似事のような配信をやったりもしてます。
今回はそんな私の雑談配信中に起きためちゃくちゃに嬉しかった話です。
エロ漫画大好きな私の身に起きたとんでもなく嬉しかった話です。
この日私は翌日が休みだったのでグダグダと配信をしよう!と思い立ち早速ニコニコ生放送で配信を開始しました。
喋ることも特にないまま配信の枠を取ってしまったためまぁグダグダな感じでしたがそれなりに楽しく話をしていると、コメントとの会話の流れでお悩み相談のような形になってきました。
Twitterにおける人との距離感への悩み、なんか寂しいって理由だけで一発ヤっちゃって勝手に傷ついている女の人、色々な悩みが出ている中一つ目を引くコメントがありました。
教師やってた時に同い年の同僚と隠れて準備室とかでイチャイチャしてた記憶が最高に幸せすぎて、別れた後も忘れられません。どうしたらいいですか?
なんだこの幸せな記憶は!!!!!!!
視聴者のツッコミコメントと一緒にキレ散らかす私。
エロ漫画の話ちゃうのそれ?とゲスな勘繰りをする私。
そこに更にコメントは続きます。
いろいろ拗らせた結果教師辞めた後色々あって今エロ漫画家やってます…
!?!?!?!?!?!?!?!?!?
!?!?!?!?!?!?!?!?!?
もしかして…私が大ファンの…あの作家さんでは…!?!?
私が大好きなエロ漫画家さんの経歴と完全に一致している…まさか…いやでも…いや絶対そうだ!!!!
そこで私は絶叫する。
「すいません!!アナタの大ファンです!!タメ口をきいてすいませんでしたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
即謝罪である。でもいい。謝罪は早くできたほうがいい。
私はさらにそこで謎の踏み込みをしてしまう。
「先生よかったら今放送に来てくださいませんか?」
なんだかもう無礼のフルコースである。冷静に文字に起こしてみると本当に図々しい。
しかし!!!!!!!!!!!!
そんな無礼マンな私のもとに本当に先生は来てくれたのである!!!!!!
そこで私は憧れの先生と2時間近くお話をさせていただいた。
素晴らしい体験だった。
憧れが自分と会話をしている現状がうまく理解できていなかったが、こうやって時間が経ってから思い返すと本当に幸せな時間だった。
先生の作品のこーゆーところが好きです、オレはこのキャラクターの生き方が本当に憧れです、あの荒廃した世界の中にいる人間が、絶望の中にいるはずの人間が、終わるとわかっているのに笑って終わりまで生きているキャラクター達が本当に好きです。
先生の作品が私にとってこんなにも魅力的でした、ということを存分に伝えることができた。中々ない機会だ。本当に。めちゃくちゃ嬉しかった。
我ながら少し卑屈な考えだけど、オレがインターネットを介してこうして喋っていることは誰にも届いてないんじゃないかと思ってしまうことがある。
孤独を埋めるためにパソコンに向かって喋るんだけど、本質的にはその行為でさらに孤独になっているような気分になることが少しだけあった。
もちろんこんなことを言うのは失礼なのを承知で言うが、流れてくるコメントなどもリアルに感じていなかった部分があったのかもしれない。
これコメントしてる奴実は一人だけだったりするんじゃないの、みたいな。
でも違った。
私の声は私の大好きな尊敬する先生に届いていた。
そしてパソコンの先にいるのはちゃんと人間で、この流れてくるコメントは人間一人一人の言葉で、一人でパソコンに向かって喋っている私は「独り」じゃなかったのだ。
インターネットは優しくないかもしれないが温かい。
私の身体に体温が通っているように、この地球に無数に飛び交う電波にも私は体温のようなものがあるのでは…と信じることができるようになった。
改めて我々のリスナーに感謝を。
そしてオレが心を改めるキッカケになってくれた先生に深い感謝を。
そんな素晴らしい機会を与えてくれたインターネットに大きな感謝を。
世界は私が思っているよりきっと温かい。
以下余談。
思えば同人活動を始めてもう少しで4年経つが、私は周りの人間にとても恵まれている。
創作を通してプライベートでも遊ぶような友達ができ、リスペクトしている作家さんが私の曲を聞いていると言ってくれるなんていう出来事があったり、リスナーのみんなが活動を楽しみにしているとイベントなどで直接伝えてくれたり、いやもう本当にありがたい。感謝してもしきれない。
これも全てインターネットが繋いでくれた仲だ。
割とアナログ人間な私からすると、自分の今のインターネット上での活動を介して付き合いの幅がべらぼうに広がったという事実に未だに驚いてしまう。
ここ数年のリアルでの人間との付き合いの薄さにも同時にビックリしている。笑っちゃいけないけどちょっと笑っちゃうくらいに。
ただ圧倒的にインターネットの中の人間との方が付き合いやすい。
自分がどんな人間か理解してくれている人間が近くに来てくれるからだ。
そもそもリアルの人間関係は「ご対面→お互いのことを知っていく」というフェイズがあるわけでこれがめちゃくちゃにめんどくさい。
ただインターネットでは自分の行動やら創作やら性癖やらを晒す勇気さえあればそれを分かったうえでの人間関係の構築が最初からできる可能性が高かったりする。
リアルとは逆で「お互いのことを知っている→ご対面(絡む)」の関係になる。つまり探り合いみたいなものに慎重にならなくてすむケースが多々あると思う。
もちろんネットでも言えないことなんかは往々にしてあるわけでそこの探り合いは当然必要だけども。
前提として…みたいな部分があるだけで心の楽さが全然違う。
そんなインターネットを介しての友人たちとの付き合いがどんどん私のリアルを侵食してくれている。
めちゃくちゃに嬉しい話だ。
最終的にインターネットもどんどん自分にとってのリアルに落とし込めていくのではないか。いやきっとそうに違いない。
私のクソみたいな低所得重労働なリアルを、インターネットの繋がりが支えてくれている。救われる~~~~~!!!!!!!
ってかいなきゃもうこの現実に耐えられないぜマジで。
つまりどーゆー事かというと、私は今生きているのが多少きつくても結構楽しいということ。
とりとめもない感じだけどここまでにしておきます。
ネットだろうがリアルだろうが、どこかでまたお会いしましょう。
皆様これからもよろしくお願いします。それでは!
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