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環境に優しい?これって本当?⇨「灰色」のエコキュート


電気自動車をはじめ、電気を使えば、ECOなのだろうか?

 日本における大手電力会社の現状は、化石燃料を燃やして作る「電気」のウエイトが大きく、CO2排出量のトップ企業と言われています。
CO2を減らすなら、原発という意見もありますが、放射能のヒバク問題など、まだまだ解決すべき課題も多いです。

再生可能エネルギーであれば、

再生可能エネルギーならまだ、良いのですが、現状は、「化石燃料を燃やす電気」がほとんどを占めています。
メチャクチャCO2を排出しています。

 この様な、ライフスタイルで本当に良いのでしょうか?

化石燃料を燃やして作る「電気」はクリーンと言えますか?

電化が地球に優しいという風評もありますが、疑問に思う事があり、スッキリしません。


トータルで考えると、電気自動車EVよりもHVの方が少ない!


以下、3月3日の日本経済新聞の抜粋です。

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もっとも、EVは排出ガスこそないが、基幹部品の蓄電池の材料であるリチュウムイオンの採掘や精製で大量のCO2を出し、
生産段階のCO2排出量はガソリン車の2倍との試算がある。
化石燃料由来の電気で充電すれば『CO2の塊』である蓄電池を換える必要もある。
日本は、電源に占める火力発電の比率が世界でも高い。東京都立大学の金村聖志教授は「生産、走行、廃棄まで考えると、
日本ではEVよりHVの方がCO2排出量が少ないと指摘する。
「EV=地球に優しい」という時代は終わった。水素で走るFCVも含め全体のCO2排出をどう減らすか。「灰色のEV」を「緑」に変える競争は始まったばかりだ。

日本経済新聞 2021/3/3の記事


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との記事が掲載されていました。

日本経済新聞 2021年3月3日の記事

電化による、CO2排出拡大?

 ボイラーやガス給湯器をやめて、オール電化にし、エコキュートに替える時、電力使用量upに耐えうる様に、電柱から、20Aの引込線を60Aに容量を増やす工事や200Vのブレーカの増設も必要となるので、電気の使用量は、かなり増えますよね。
電気温水器と比べれば、エコキュートの方が「エコ」ではありますが、、?

CO2排出拡大なのに電気代は安くし、契約者を増やす作戦?

 電気代は、電化割引等で多少抑えられるメリットがあるにしても、CO2排出が多い化石燃料由来の「灰色の電気」を使わざるを得ない状況のままでは、
地球は手放しで喜んでいないと思います。


 CO2排出量が多い電気の使用量を増やす事自体、本当にエコと言えるのか?と先日の日経新聞の記事を見て思ってしまいました。

↑井戸水対応の
エコキュートの工事をしました。

「灰色」の電気から「緑色」の電気へ

「灰色のエコキュート」から脱し、『CO2を排出しない電力』を使う「緑色のエコキュート」なら「エコ」なのですが、、、、、、?
なので「灰色の電気」を「緑色」に変える時期に来ていると感じます。


皆さんは、いかがお考えでしょうか?

※ソーラーシステム振興協会より

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