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2023 5月㉒:断捨離しないもの

18歳、16歳になった息子達のランドセルと学習机を断捨離。
思い入れがひときわ強いと思われたこれらを断捨離できたことで整理整頓に弾みがつきました。

でも敢えて手元に残したものも。

まずは物差しです。
竹製の30センチ物差し。
それぞれに買ったはずなのですが、手元にあるのは1本のみ。
どちらのものかは不明です。
色がしっとりとした茶色に変色し、使い込んだことで角も取れました。
これ、孫の手の代わりに使っています。
息子が私の部屋で勉強しているとき、「ちょっと背中を掻いて」とお互いに掻きっこしたものです。
今は2人とも入寮して不在なので自力で痒みに対処しなければなりません。
そこで便利なのが物差しです。
30センチというのが絶妙で、手が届かないところを掻くのに重宝しています。

それから絵筆。
絵具セットは処分しましたが、筆だけは避けておきました。
これがPCや周辺機器のホコリを払うのに最高の働きをしてくれます。

そして押し入れのかなりの部分を占領している息子達の作品。
幼稚園へ入園する前の落書きから中学生時代の書初めや絵画まで。
断捨離情報を参考に、画像として残そうとしたこともありますがどうにも処分するには気が進まず…
結局、すべてのものがたんまり残っています。
いまでも取り出して眺めるのが至福のとき。
老後の楽しみに保管すると決めました。
先生に書かされたであろう感謝の手紙なんかもあるので、美味しいお酒を飲みながら涙する気満々です。

可愛い盛りの写真をプリントアウトしたものも観賞用としてすぐに取り出せるところに置いてあります。
息子オタクですから、片付けられないと心が声を上げたときは逆らわないつもりです。

子育ての終わりが待ち遠しいと感じつつ、継続中であることが日々の励みになっていることもまた事実。現在の心境は言葉を尽くしても語りきれずに、今日も綴ります。