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入学式が入寮日 # 母親目線で語る高専入試

入寮グッズを買い込みすぎた春

入寮許可書が送られてきた3月中旬から入寮の準備をスタート。
生活するために必要なものをどんなふうに準備すればいいのか、イマイチわかりません。
とりあえず不足のないように買っておこうと決め、それからはじゃんじゃん買い足しました。

荷物は膨大に増え、私の軽自動車へ積み込みできるのか不安になるほど。
しかも、荷物運びのヘルプ要員として葉介を連れて行くことにしていたので、ぎゅうぎゅうです。
なんとか前日に積み込みを済ませ、入学式に臨みました。

当日の予定変更

入学式の日に入寮するのですが、申し込みをしておけば保護者も寮食弁当を食べさせてくれるという案内が届いたため、私と葉介の分を申し込みました。
学生1人に付き2人までです。

ところが、当日になってから保護者の付き添いは1人までにさせてほしいというアナウンス。
コロナの時代ですから、仕方ありません。
入学式の間、葉介は車中待機となりました。

入学式的なセレモニーは各教室に分かれて行われ、学長の挨拶もモニター越しです。
ちゃちゃっと終わったので、良かったかもしれません。

担任の先生は留学から戻ったばかり。
ホテルで隔離中だったため、これまたモニター越しでご挨拶。

試食は取り止め

また、寮食弁当も取り止めに。
「寮食ってどんなだろう」と楽しみにしていたので残念です。

入寮スタート

入学式が終わると注文した体操服の受取りがあり、いよいよ入寮スタート。
最初に鍵をもらって居室を確認してから荷物を運び入れます。
なんと3階建ての3階。
葉介をお助け要員として連れてきて正解でした。

入学手続きの日に居室見学をさせてもらいましたが、やはり荷物を持ち込んでみると考えていた様子と異なります。
結局、一緒に近くの100均へ出掛けて細々した雑貨をさらに買い足すことに。

洋服やタオルなどの収納にはカラフルなBoxを用意しましたが、「ぜったいに使わなくなるんだろうなあ」と予測。
収納スペースが限られているのに整理整頓が苦手なですから、せめて同室の子に迷惑を掛けないよう釘を刺しました。

張り切る太知は別人のよう

入寮の際、のんびり太知がずいぶん張り切って荷物運びをし、テキパキと動いていました。
いままでと違う環境に戸惑うのかと思いきや、物怖じしない太知。
分からないことは進んで質問へ行き、掃除までささっと済ませる姿は別人のようです。
「寮に入れることにして正解!」

夢中で写真も撮らず

おおよその片づけが終わり、夕方からは寮生による入寮式が行われるというので引き上げました。
同室の子と歩いていく後ろ姿を見て寂しさを感じたものの、葉介と一緒だったので涙もなし。

指折り数えて迎えた入学式も終わってみればあっという間です。
入寮も慌ただしく、気が付けば写真は自宅で出発前に撮影した数枚のみでした。
これは大失敗!

今は何かあればスマホで連絡が取れるので安心です。
目指しながらも果てしなく遠いと感じていた合格。
やっと高専生生活のスタートラインに立つことができました。
謳歌できますように…


子育ての終わりが待ち遠しいと感じつつ、継続中であることが日々の励みになっていることもまた事実。現在の心境は言葉を尽くしても語りきれずに、今日も綴ります。