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発表に備えて有給休暇 # 母親目線で語る高専入試

有給休暇制度をフル活用

私の職場では、私の息子が受験生であることを全員が承知していて、何かと心配していただきました。
受験期に限らず、三者面談や学校見学の度に有給休暇申請をしたのですが、いつでも気持ちよくお休みさせてもらえたのは有難かったの一言に尽きます。
しかも、受験の最中に愚かしくも風邪を引き、さらに休んだ私。
有給休暇は当然の権利ではあるものの、申し訳なかったです。
本当に恵まれていました。

合格発表の日

さて、高専の合格発表は平日です。
この日も休もうかと考えました。
一般入試から合格発表までは数日なので、休みたいならば早めの申請が必要です。

発表自体はホームページでも確認できます。また、学校経由で放課後には太知へ知らされることにもなっています。もちろん、高専でも掲示されるので直接見に行くこともできます。

ただ、配布されている書類によると、合格した場合は決められた日までに入学金を振り込むことになっています。
もしも合格できたなら、振込手続きをするためにまたしても仕事を休む必要に迫られるため、合格した場合には高専へ行って必要書類を受け取り、その足で入学金を振り込んだほうが良さそうです。
また、不合格の場合は太知を慰める前に私自身が気持ちを立て直す必要あり。
ということで、合格発表の日もお休みさせてもらうことに決めました。

触れない気遣いよりも話題にするおおらかさ

職場では私と同年代の人が働いていることもあり、子供や家族に関するおしゃべりネタが定番です。
子供の受験はとてもデリケートな話題だと思うのですが、「どこ受けるの?」「試験はいつ?」と遠慮なく質問されます。
お陰で、太知が高専の推薦入試に落ちたときも気まずい思いをせず、「実は~…」とすんなり報告できました。

仮に、「あそこの家は受験生がいるから刺激しないように」というよそよそしい空気だったなら、私は居心地が悪く、鬱々とした日々を過ごしたことでしょう。
でも、避けずに話題にしながら「大変だよね」「頑張ってね」と応援してもらえたことで気持ちがほぐれ、たくさん励まされました。

やっぱり休んでよかった!

後から考えると、休んで正解だったなと思います。
きっと、私自身が結果を気にするあまり、「仕事どころではない」と落ち着かなかったに違いありません。
そして、予定通りに書類を受け取ったあとに入学金の支払いも完了。
プラス、改めて高専の校舎を眺め、「合格してよかった」と噛みしめ、喜びに浸りました。

合格したとしても太知を連れて書類を受け取りに行くことは考えていませんでしたが、合格したであろう親子が一緒に歩いている姿を見かけ、「やっぱり連れてくればよかった」と、とても羨ましく感じました。


子育ての終わりが待ち遠しいと感じつつ、継続中であることが日々の励みになっていることもまた事実。現在の心境は言葉を尽くしても語りきれずに、今日も綴ります。