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2022 ㉑:息子には言わない胸の内…儘ならない人生の先輩として思うこと

寮生活を始めた息子達。
程よい距離感があるからか、会ったときには程よく会話が進みます。

私より背が高くなっても、ヒゲが生えてきても、たくさん洋服を買ったのに学校のジャージしか着なくても…
可愛い息子に変わりありません。

これからもずっと、にこやかに過ごして欲しいと願っています。
有名企業に就職したらすごいし、起業して社長になったら驚くけど、そうなって欲しいと望んでいるわけではありません。
ただ、心を病んで人生をリタイアしたくなってしまうようなことにはならないで欲しいと思っています。
先のことは予測不可能だし、運もあるかもしれませんね。
できるなら、絶望するような事態とは無縁でいてくれたら安心です。

順当ならば私のほうがずっと早く死ぬのだから、経済的はもちろんのこと精神的にも自立することを優先して努めてくれないかと考えています。

ママ友との話の中で、「釣り人でも旅人でもいいから幸せになって欲しい」
と言ったことがありました。これは本音であり、建て前です。

釣り人や旅人は気楽で楽しいかもしれませんが、安心して心豊かに過ごすにはどうしても不足が生じます。
それでも自分自身で納得できるなら、それもありなのでしょう。

これからたくさんのことを学んで、なりたい自分になれますように。
もしも、なれないときは次になりたい自分になれたら最高です。
なりたい自分の姿が思い描けないときは、描けるまで時間を費やす勇気が持てたら鬼に金棒。

これからの日々は、本当に儘ならないことばかり。
怖いのは赤点だけだと思えるのは、毎日が満たされている証拠です。
理不尽な出来事は必ずやってくるものと覚悟しておくことをすすめます。
それでも、私が息子達から得た感動や喜びと同等の幸福感がいつかは巡ってくるはず。
そのときを楽しみに、歩み続けてください。

子育ての終わりが待ち遠しいと感じつつ、継続中であることが日々の励みになっていることもまた事実。現在の心境は言葉を尽くしても語りきれずに、今日も綴ります。