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葉介のパソコン選び # 母が語る2度目の高専入試

リサーチ苦手、知識も不足な葉介

高専入学に必要な教科書や作業着、体操着などの必需品は私の財布から。
でもパソコンは葉介が自分で選んで支払いまでする約束です。
とはいえ資金はじいちゃんからの合格祝い。
長男も同じだけお祝い金をもらっています。
その予算内でスペックを見極めて買うことが使い道の約束のひとつでした。

葉介も長男と同じように小学生の頃からパソコンを使っていましたが、知識豊富というわけではありません。
ほぼ遊びです。
調べものをすることはできるけれど9割はYouTubeを観るために使っていました。

そのためタイピングは早いけれど驚くほどにめちゃくちゃ。
リサーチする際の手際も怪しい。
長男のときは教えた記憶がありますが、葉介は自由にやらせた故、当然かも。

ミスチョイス

パソコンを買うよりも先にAmazon student会員になって色々眺めていました。
キーボードやマウスパッドもとびっきりオシャレなものを選択。
こんなに高価なものを自分で選んでもー良いということが実に嬉しそうで、自由にやらせたことも間違いではなかったと思います。

選んだのは20万円程の白いノートパソコンでした。

でも結果的に、「パソコン初心者として素直に長男からアドバイスをもらったほうが良かったんだろうな」と痛感。
まず、高スペック過ぎたようです。

これは1年の夏休み頃に気が付いた様子。
「もっと安いやつで十分だった」と。
学校が始まって直ちにパソコンを使い始めるわけではありません。
先生や先輩に聞いてから購入するタイミングで十分に間に合います。

現在

最初に自分で選んだノートパソコンは寮で主に課題用に使っています。
それ以外にバイト代で買ったデスクトップのゲーミングパソコンを所有。
Amazon primeでアニメを見るためのタブレットも便利に使っています。
もちろんスマホも。

男の子はこれらに凝り出すと自分でより良いものに買い替えたくなる欲がムクムク湧き出てくるようです。
彼らが通う高専ではパソコンについて、「持ってたほうが便利ですよ」くらいのことしか言われません。

高専はパソコンについて学ぶところじゃない…

「高専生=パソコンのエキスパート」なんて思っていたら、そんなことはありませんでした。
高専によって異なるのかもしれませんが購入を急ぐのは失敗のもと。
我が家の場合、パソコンを趣味の一環とする長男の意見を仰げば良かったのにと今でも思います。

子育ての終わりが待ち遠しいと感じつつ、継続中であることが日々の励みになっていることもまた事実。現在の心境は言葉を尽くしても語りきれずに、今日も綴ります。