因島フィールドワーク合宿最終日
こんばんは。
2019年度第2回短期派遣でコロンビアに渡航予定だった仲村です。
9日間の因島フィールドワーク合宿が無事、終了しました。
因島の豊かな自然と温かい人達に囲まれ、前向きにフィールドワークに取り組むことができました。
因島の各所を訪れ地域課題について考えたり、国際協力の現場で活躍されている方と話をしたり、充実し学びある9日間になりました。
今回は、これまでのフィールドワークの活動について振り返った後、最終日の活動内容、そして因島フィールドワーク合宿の成果と課題について報告したいと思います。
※これまでのフィールドワークの活動についてはnoteの記事にありますので、もしご覧になられている方はとばして【最終日】から読んでください。長いです。
①これまでのフィールドワークの活動内容
【1日目】
因島上陸・現場で活躍されている方々との出会い
今回のフィールドワークに参加した4人のメンバーは以下の通り、
「りーえ」 2019年度第3次隊 コミュニティ開発 ウガンダ
「ぐっさん」 2018年度第3次隊 コミュニティ開発 ラオス
「ぽん」 2019年度第2次隊 マーケティング グアテマラ
「仲村」 2019年度第2回短期派遣 青少年活動 コロンビア
職種や隊次がバラバラの個性ある4人が勢ぞろいしました。
フィールドワーク初日は、活動の拠点となる「晴耕雨読」でBBQを開催。
協力隊員のさすがのコミュ力で話が尽きる事はありませんでした。
気がつくと真っ暗に…。
実際に国際協力の現場で活躍されている方と直接話ができる貴重な機会となりました。アフリカの砂漠地帯での植林活動や開発コンサルタントについて等々…質問だらけで遅くなりました(笑)
【2日目~3日目】
因島の各所を巡りフィールドワーク
因島のことをもっと知るために各所巡りへ。
みんなアクティブで、2日間殆ど歩き回っていました。
「白滝山」「地蔵鼻」「因島水軍城」「本因坊秀策囲碁記念館」「八朔大福」etc…。まわった所は数知れず。
もし「因島行こうと思うんだけど何処かオススメある?」と質問されたら、軽く30分くらいはプレゼンできるようになりました。
また、因島在住の元協力隊員の方のお話を聞く機会もありました。
実際に因島に住まわれている方から生の声を聞くことができ、観光名所を見学しただけでは分からなかった因島の魅力や課題に気づくことができました。
【4日目】
ゲストハウス模様替え
4日目は一心不乱にビスを80本ほど入れました。
宿泊でお世話になっているゲストハウスshiroの模様替えです。
途中からは一種のゾーンに入り、インパクトドライバーが自分の手の一部と錯覚するほどの状態となりました。
この時ばかりはメンバーの会話はなく、黙々と作業に取り掛かりました。
そして約6時間半後…。
なんということでしょう。
あれだけデコボコだった畳の部屋がプロ顔負けのすべすべフローリングに見事に生まれ変わりました。
ちなみに、フィールドワーク中の食事ですが、視察もかねて因島の飲食店になることが多いですが、交代で自炊ももちろんしています。
くだらない話もしますが…。任国での活動や今後のキャリアについてなど、ポジティブで熱量のある会話にとても刺激を貰いました。
グレーの服を着ている方が、ゲストハウスでお世話になった木下さんです。
因島での生活をサポートしてくれました。そして何より、気さくで優しい人柄にメンバー全員ファンになってしまいました。
【5日目~6日目】
因島の地域課題についてアプローチ開始
フィールドワークも中盤戦。これまでに得た情報をもとに因島の地域課題について追究していく事になりました。
話し合いはぶっ通しです。
何度も議論を重ね、少しずつ方向性が定まってきました。
因島には豊かな自然や歴史、八朔という特産品もあるのに、まだまだ因島について知っている人は少ない。それならば、因島について知らない人にも魅力が届くよう、関係人口を増やしていこう、という結論になりました。
具体的には、TwitterやnoteといったSNSを効果的に活用し、因島の魅力を発信することに決まりました。
【7日目】
note始動。近くの島を視察。
この日は朝からnoteの作成です。
フィールドワークで訪れた各所について、それぞれで役割分担し、因島の魅力が伝わる記事を作ることにしました。
小3時間ほど、タイピングの音しか聞こえない時間が続きました。
午後は、しまなみ海道にある近くの島を視察しに行きました。
生口島や大三島などを巡り、各島の観光名所とそれらの情報発信の仕方などを因島と比較し、新たに活かせることはないか考えました。
最後は、因島の海を見ながらフィードバック。
この1週間で、因島が自分の故郷のように落ち着く場所になってきました(笑)
【8日目】
協力隊OB大橋さんのお話・note完成。
午前はnoteの記事作成に没頭し、午後から協力隊OBの大橋さんの話を聞くことができました。
ブータンでの活動内容はもちろん、自分たちが取り組んでいるフィールドワークについても意見をくださり、とても有意義な時間となりました!
また、noteも完成が近づき、情報の拡散方法や発信内容など、少しずつ精度を高めていきました。
②最終日の活動内容
総力を結集したnote投稿・旅立ち
とうとう因島フィールドワーク合宿も最終日を迎えました。
前置きがとんでもなく長くなってしまい申し訳ございません。
最終日も快晴。瀬戸内の温暖な気候は気分を明るくしてくれます。
午前中は、お世話になったゲストハウスshiroをくまなく掃除し、少しだけしまなみビーチに行きました。
豊かな自然に囲まれているのも因島の魅力の一つ。もっと多くの人に訪れて欲しいなと改めて感じました。
午後からは、拠点である「晴耕雨読」でnoteの最終確認です。
自分たちの記事を読みなおしたり、情報発信の場を増やすため新たにTwitterのアカウントを作ったり、ギリギリまで活動していました。
それぞれの記事をnoteに投稿していき、因島の魅力を少しずつ発信していきました。noteを読んでくれた方の反応や情報の広がりを確認したかったですが、時間はすぐに過ぎ、帰りの船の時間となりました。
3時8分の船に乗る予定でしたが、気が付くと2時50分。
最後は本当にバタバタでした(笑)急いで片付けて港へ向かいます。
ちなみに…
写真は、今回のフィールドワークの拠点となった「晴耕雨読」です。
どこか懐かしさを感じる建物で、今後も因島の魅力の一つとして、そして青年海外協力隊の人たちが成長する場として残り続けて欲しいです。
最後まで時間を忘れ活動しすぎて、満足に掃除できなかった事が少し心残りです…。また掃除しに行きます。
そして、港に到着。大急ぎで切符を購入。船へと乗り込みます。
「因島と国際協力っていう強い繋がりあるから、また会えるやろ。」とそれぞれ前向きに笑顔で出航していきました。協力隊員らしい(笑)
密度が濃すぎて9日間が本当にあっという間のフィールドワークでした。
同じ志を持つ協力隊員との話は尽きることがなく、現場で活躍されている先輩方の話は刺激的なものばかりでした。
そして何より、因島の自然が、人が好きになりました。
またいつか、大きく成長して因島を皆で訪れたいと思います。
③成果と課題
今回の合宿では、「因島の魅力を伝える!」という目的で、新たにSNSを立ち上げ情報を発信するフェーズまで進めることができました。
しかし、9日間という期間で目に見える結果を出すことは難しく、今後も継続した取り組みが必要であると感じました。
第2回因島フィールドワーク合宿が開催され、新たに隊員同士の繋がりが生まれ、因島の魅力が日本に広がって欲しいと思います。
今回の合宿は一先ず終了ですが、また機会があればフィールドワークの報告会や情報発信を行いますので、興味を持って頂ければ嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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