見出し画像

因島フィールドワーク2024‐Day3(8/21)


私たちが感じたこと、学んだことを日替わりでシェアしていきます

3日目を担当させて頂く、叡啓大学3年生の米原真奈です!
\本日は本当に濃い1日でした!/

8時30分~ 大浜公民館に移動
9時~ 長井さんのお話

長井さんは長く開発コンサルタントとして、発展途上国、特にアフリカ圏で農業開発に携わってきた方です。私は将来、国際協力に携わる仕事に就きたいと考えているので、長井さんのキャリアについてお話を伺えたことは、自分の将来を考える上で大変参考になりました。

また、長井さんからは地域開発の手法について詳しく教えて頂きました。ここで私が、自分たちが地域の課題を解決する上で、1番押させなければならないと思った点が2つあります。

まず、1つ目は地域の資源を有効活用するという点です。当たり前のことかもしれませんが、外部から島に来た者は地域への理解が浅く、大切にすべきものや、本来は活用できるものを見失いがちです。だからこそ、これから企画を考える際には、その地域の強みが何であるかを十分に考える必要があると感じました。

次に、2つ目は地域の人の意見を取り入れることです。外部者が開発に介入する際には、外部の視点から新しいアイデアを提案したり、十分な予算を投入できるという利点があります。一方で、地域のもともとのやり方や想いを無視してしまうこともあります。そうならないためには、地域の方々の想いをしっかりと汲み取ることが必要だと学びました。実際の地域開発では、住民の方々に参加していただき、住民主体でプロジェクトが進められるそうですが、今回は私たちがそれを実現できないため、自分たちで因島の方々の想いを汲み取ることが重要だと考えました。

長井さんのご指導のもと、因島のマップを作りました。
因島への理解を深めることができました!


作成したマップ

11時~ 松木さんのお話
松木さんも同じく開発コンサルタントとして、国際協力に従事している方です。松木さんからは、自身の海外での開発経験を基に、具体的に問題解決の考え方について教えて頂きました。松木さんのお話を伺って、自分たちがこれからどんなプロセスを踏んでいくのかをイメージすることができました。

松木さんのお話を踏まえて行ったグループディスカッションでは、問題を解決した後の目標を設定することが大切だという意見が出ました。今回の私たちの場合に当てはめると、問題解決後の因島のあるべき姿を先に考えておくことが、一貫性を持たせるために重要だということが分かりました。

松木さんのお話の様子

12時45分~クボタさんのお話
午後からは農業機械で有名なクボタさんからレクチャーをして頂きました。パート1は中四国社長の酒井さんからクボタという会社がどのような企業かを教えて頂きました。私はクボタさんについて、農業のイメージしか持っていませんでしたが、お話を伺って、クボタは世界の食料、水、環境を支えている会社だということを知りました。

来てくださったクボタの社員の方々

13時50分~オリエンテーリング
クボタの創業者は久保田権四郎という方で、因島の大浜町出身です。そのため、大浜公民館の周りには、権四郎さんにまつわる石碑等がたくさんあり、そこを巡るオリエンテーリングを行いました。実際に現地を巡ることで権四郎さんの歴史やクボタが持っている精神を詳しく知ることができました。

オリエンテーリングでは、地域の方からお話を伺うことができました!(^▽^)

15時~クボタさんからアントレプレナーについて
最後に、クボタの吹原さんからアントレプレナーについてのお話を伺いました。多くの新しい知識を得ることができ、大変充実した時間となりました。クボタ内で行われている企業風土を変えるための具体的な取り組みについても詳しく教えていただき、アントレプレナーシップの重要性や、プロが考えるマーケティングの在り方について学ぶことができました。特に印象に残っているのは、課題解決をする際に相手にどのような利益があるかを考えることが重要だという吹原さんのお話です。企業にとって収益を上げることは重要ですが、成長する過程で社会に貢献することの必要性も学びました。

アントレプレナーについてお話して下さった吹原さん

まとめ
3日目の今日はたくさんのインプットがあり、本当に濃い学びを得ることができた1日でした!
いよいよ明日からはプランニングに入ります。今まで、学んできたことをふんだんに使っていきます!楽しみです(^▽^)/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?