No.18:木の芽ごはんの田楽風お茶漬け #Weeklyお茶漬け
はじめに
#Weeklyお茶漬け は季節と連動したお茶漬けを毎週更新するシリーズです。食材を見ると合うお茶がわかる特殊能力(?)が目覚めつつある中の人が、お茶と具を毎週考えてお茶漬けを作り撮影しています。
Twitter、Instagramでは3行レシピ画像と共に更新していますが、noteでは材料や分量、細かいポイントも公開します。
No.18 木の芽ごはんの田楽茶漬け
ベランダで育てている朝倉山椒の木が伸びすぎて、木の芽が「🌿」ではなく「🌲」になりつつある5月29日週のお茶漬けです。
木の芽(=山椒の芽)といえば可愛らしいイメージですが、夏が近づき肥大化しつつあります。これを大量消費するのにちょうどいいのが、刻んだ木の芽を炊いたご飯に混ぜ込むだけの「木の芽ごはん」です。
なぜ田楽風?
中の人が愛知出身だからか(?)、なぜかこの木の芽ご飯には赤だしのお味噌汁が合わせたくなります。おそらくですが、豆腐やこんにゃくの田楽の上に木の芽が載っていることが多く、田楽の上には必ずと言っていいほど赤味噌系の味噌だれがかかっているからかもしれません(主に愛知の場合)。
そこで、味噌だれをかけた田楽風のお茶漬けであれば、木の芽と赤味噌を同時に味わえるのではと考えました笑
【材料】(2人分)
木の芽:10〜20枚
味噌ダレ:大さじ1〜2
ごま油:適量
白米:1合分
緑茶(あれば釜炒り煎茶):200ml
田楽風お茶漬け
木の芽の葉を刻んで炊いたご飯に混ぜておにぎり型にする。
1.をごま油をひいたフライパンで焼く。
焼き目がついた2.を器に盛り、味噌ダレと木の芽を乗せて完成。
味噌だれと木の芽があればすぐできるレシピです!
今回は動物性の食材がないので、ごま油でご飯を焼くことで油分を足しています。ちなみに、大豆の味噌は焙煎香と相性がいいので焼きおにぎりと組み合わせています。
同じ理屈でほうじ茶や番茶も合いそうですが、火入れしたお茶と木の芽と相性のよい緑茶のいいとこどりの「釜炒り茶」が一番合いました。
味噌だれも自分で作れる?
「つけてみそかけてみそ」(っていう市販の味噌だれ)で育った身なので味噌だれを自力で作ったことがなかったのですが、ご自宅でも作れます!
赤みそ(大さじ3)、砂糖(大さじ4〜5)、料理酒(大さじ2)、みりん(大さじ1)を焦がさないように5分弱煮詰めたら完成です。お好みで白炒りごまを混ぜてもOKです!
インスタもあります
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美味しいお茶漬けの構成要素は「①塩気、②動物性の素材、③素材を損ねないお茶」ではないかと思いながらレシピを開発しています。②は油分などでも置き換えられると思います。
そのため、普段ならあんまりお茶漬けにしない具も扱いますし、季節感が出る素材であればなんでも積極的に扱っていきたいと思います。
再現しやすいよう、お茶は細かい品種やブランドを指定せず、ざっくりとしたジャンルでお伝えします。
初めまして、Teaist(ティーイスト)です。 noteまたはSNSのフォローをしていただけると嬉しいです🍵 Instagram https://www.instagram.com/teaist12/ Twitter https://twitter.com/amnjrn