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No.33:塩昆布とツナの炊き込みご飯のお茶漬け #Weeklyお茶漬け

はじめに

#Weeklyお茶漬け は季節と連動したお茶漬けを毎週更新するシリーズです。一昨年の七十二候シリーズ、昨年の二十四節気シリーズの写真を撮っていく中で得た季節ごとの知識を活かし、お茶と具を毎週考えてお茶漬けを作り撮影しています。

Twitter、Instagramでは3行レシピ画像と共に更新していますが、noteでは材料や分量、細かいポイントも公開します。

No.33 塩昆布とツナのお茶漬け

昆布がそろそろ旬を終えつつある、9月11日週のお茶漬けです。
以前はわかめの佃煮でお茶漬けを作ってみたりしましたが、今日は私の好物という理由で塩昆布を使います!

塩昆布の炊き込みご飯のレシピはツナが入っているイメージなのですが、おそらく昆布のグルタミン酸とツナのイノシン酸の、アミノ酸の相乗効果を狙っているのではと勝手に思っています。そこにお茶のグルタミン酸をかぶせていくのが今回のお茶漬け。ティーバッグも一緒に炊き込んでいきましょう。

【材料】(二人分)

  • ★塩昆布:30~40g

  • ★ツナ缶:1個

  • ★ティーバッグ:1個(写真は台湾烏龍茶)

  • ★白米:1合または2合

  • ★水:180ml〜(2合なら360ml程度)

  • ティーバッグと同じお茶:200ml程度

  • 小ネギ:お好みで

塩昆布とツナ缶を躊躇せず入れたら、その他の味付けは不要なのが最大のポイント。でもお米1合に塩昆布1袋分入れるのは躊躇われる…という私のような方は、2合にするか、無理せず塩や醤油で塩気を補ってください…。

↑ひよって塩昆布を20gしか入れないと、こんな感じの見た目に…。これはこれで控えめな味で、混ぜ込んだ茶葉の味が引き立ちます…。

塩昆布とツナのお茶漬け

  1. ★の材料を全て入れて炊飯する。ツナ缶は油も全て入れる。

  2. 炊き上がったらティーバッグを破いて茶葉も混ぜ込む。

  3. 2.を器に盛って、お茶を注ぎ、小ネギを散らしたら完成。

使ったお茶について

ツナ缶の油でかなりパラパラしたご飯をさっぱりさせるために、烏龍茶を使いました。リッチなお茶を炊き込みご飯に使うのは忍びないので、スーパーでも手に入る森半さんのウーロン茶を使っています。茶葉がおかかのふりかけレベルで細かいのも嬉しいポイント。ご飯に混ぜ込んだ時に、そこまで舌触りを損ねません。

炊飯するときの水の代わりにペットボトルの烏龍茶を使うのも、お茶の味はあんまりしないですがお手軽でお勧めです。

インスタもあります

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美味しいお茶漬けの構成要素は「①塩気、②動物性の素材、③素材を損ねないお茶」ではないかと思いながらレシピを開発しています。②は油分などでも置き換えられると思います。

そのため、普段ならあんまりお茶漬けにしない具も扱いますし、季節感が出る素材であればなんでも積極的に扱っていきたいと思います。

再現しやすいよう、お茶は細かい品種やブランドを指定せず、ざっくりとしたジャンルでお伝えします。


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