【140字小説】多様性
冬のさなか、軒先にアゲハ蝶の蛹を見つけた。厳しい寒さに耐え、この小さな虫は一体どんな事を想いながら春待ちしているんだろう。そっと耳を近づけてみた。
「あー出たくない ずっとこのまま冬ならいいのに 頼むから春来ないで あーほんま外とか無理」
…蝶にも色んなタイプの子がいるんだな。
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冬のさなか、軒先にアゲハ蝶の蛹を見つけた。厳しい寒さに耐え、この小さな虫は一体どんな事を想いながら春待ちしているんだろう。そっと耳を近づけてみた。
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