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vol.8 英検は意味がないのか

この記事を見ている方は大学受験を控えている方が多いと思うので、こちらをメインにして書きたいと思います。現在中学生という方もいずれ大学受験をするかもしれませんので、参考にしてください。

結論から言うと、英検は持っていて損はありません。ただし。
年々英検に対して求められるレベルが高くなってきていて、英検2級は満足できなくなっています。英検を持っていたら優遇してくれる国立大学や難関私立大学では「英検準1級以上」が要件となっています。

英検準1級が「得点換算・試験免除」に使える大学(2024年現在)

埼玉大学 / 東京藝術大学 / 秋田大学 / 広島大学 / 長崎大学 / 宮崎大学 / 鹿児島大学
明治大学 / 学習院大学 / 明治学院大学
などがあります。おそらく年々英検優遇大学が増えてくるはずです。

このように英検は受験では有利です。もっとまとめてみると以下のようになります。この記事ではざっくりとしか書きませんが、後日詳しく説明していきますのでそれまで待っていてください。

英語試験の免除:多くの大学では、英検の級やスコアによって、英語試験が免除されます。これは、英語の試験勉強時間を短縮できるというメリットがあります。

英語試験の加点:英語試験の点数に英検の級やスコアを加算してくれる大学もあります。これは、英語の試験で高得点を取るのが苦手な人にとって、有利に働きます。

出願資格の緩和:英検の級やスコアによって、出願資格が緩和される大学もあります。
これは、希望する大学の受験資格を満たしていない人にとって、チャンスとなります。

入学後の単位認定:英検の級やスコアによって、入学後に英語の単位が認定される大学もあります。これは、大学での単位取得を楽にすることができます。

このようにメリットを書きましたが、英検は年々難しくなってきています。例えば2024年度から英検の試験が変更されるのはご存知でしたか?

具体的には
英検2級から準1級までの問題に、長文読解問題と英作文問題の間に1問出題されます。
語彙問題が減りライティングが増えるといった問題形式になるため、やはり難しいです。英文を書くのと文法問題を解くのでは全然レベルが違います。
例えば
「私は玉ねぎが口に合いません。」を英語で書けますか?
I don't agree with onions.
" an onion" ではなく "onions"にしますが難しいです。
ライティングはこういったこともきちんと勉強していく必要があるので、かなり時間がかかります。
さらに要約問題は与えられた英文を約3分の1の長さに要約する必要があります。
具体的には、以下のポイントを押さえることが重要です。

  • 英文の内容を正確に理解する

  • 重要な情報をピックアップする

  • 自分の言葉で簡潔にまとめる

要約問題は、英文読解力、英作文力、そして論理的思考力などが総合的に問われる問題です。合格するためには、日頃からこれらの力を鍛えることが大切です。

要約問題とエッセー問題の両方を英作文して、さらに長文も読まないといけないというのはハードモードです。従来と比べてすごく負担が重くなっています。
でも逆に言うとこういった試験に合格するからこそ大学側も英検を取得している学生に対して優遇だったり免除といったサービスをしていると考えられます。

以下に要約問題の例を書きました。

The rapid advancement of technology has brought about significant changes in the way we live, work, and communicate. One of the most notable impacts is the rise of social media platforms like Facebook, Twitter, and Instagram. These platforms have revolutionized the way we connect with others, providing us with instant access to information and enabling us to share our thoughts and experiences with a global audience.

However, the rise of social media has also been accompanied by a number of challenges. One of the most concerning issues is the spread of misinformation and "fake news." False or misleading information can quickly go viral on social media, potentially having a negative impact on public opinion and decision-making.

Another challenge posed by social media is the potential for addiction. The constant stream of notifications and updates can be overwhelming, leading to users spending excessive amounts of time on these platforms. This can have a negative impact on mental health and well-being, as well as productivity and relationships.

Despite these challenges, social media has the potential to be a powerful tool for good. It can be used to connect with like-minded individuals, raise awareness about important issues, and mobilize people to take action.

It is important to use social media responsibly and be aware of the potential risks. By being mindful of the information we consume and share, we can help to create a more positive and productive online environment.

Summary:

The rise of social media has revolutionized communication, but it also presents challenges like misinformation and addiction. It is important to use social media responsibly to create a positive online environment.

The summary includes the main points of the passage, such as the impact of social media on communication, the challenges it presents, and the importance of responsible use. It is concise and easy to understand, while still providing a clear overview of the topic.


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