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今こそ「協働」「一緒に」「共に」「仲間と」「友達と」「みんなで」

コロナ続きでコミュニケーション能力が低下しているから、そこを鍛えることが最優先だって話。


 子どもたちのコミュニケーション能力が低下している。
それはそうだ。

 マスクをしていれば、相手の顔から得られる情報も少なくなる。結果的に友人関係の希薄化、子どもなら意思のすれ違い、トラブルも増えてくるだろう。

 大人だってそう感じることもあるのではないだろうか。同じ職場で、仕事の話ばかり、仕事の話すら少なくなっているのではないだろうか。酒飲みながら話すことの大切さも感じている人も少なくないのではないだろうか・・・

このままで良いわけがないのは、自明の理である。

 では、2022年度の学校教育をどう変えれば良いのか。少し前からブームになってきているのではないだろうか。「協働」というキーワードが。

 45分の授業で子どもがより多く話せる機会を作ることが大切になってくると考える。それも、ただ自分の意見を言うのではなく、友だちと話し、自分の考え方との違いに気づき、思考する。そして、ときにはグループで新聞を作ったり、ポスターを作ったり。要は、アウトプットを多くできる機会を保障したい。

そこで大事になってくる考え方が

CDEP

consider 思考
discussion 議論
edit 編集
presentation 発表

である。
解りやすく言えば、
一人思考→話し合い→再思考→発表

この流れを1時間の中に取り込み、授業デザインをする。

 もう一段レベルアップするために・・・

 教師が課題を与えるという手もあるが、私は今年はもう一段難易度を上げ、子どもたちが課題を立てさせれるようにしたい。つまり、教師が与えた課題に対して子どもたちが取り組むのでは、子どもたちには「やらされてる感」しかないわけである。
 そこには学びの必然性がない。オンライン授業を経て「学びの必然性」と言うものを痛感した。当たり前である。今、テレビを見ている子どもは少なく、皆youtubeで自分が見たいものを見ている。見たくないものは見ないのである。実際大人よりも情報取捨選択の力はあるかもしれない。(子どもの水準なので、そこを我々大人が広げてやる必要性も含む。)

 今後、教科書をなぞるような、指導書通りの授業では子どもたちにそっぽむかれてしまう。子どもたちが目を輝かせ、「やりたい」「やってみたい」と思えるような授業デザインを考えなければならない。そのためには、子どもたちをよく観察し、子どもたちの興味・関心の琴線を揺らすものを探していかなければならない。

そこに愛はあるんか?
そこに学びの必然性はあるんか?


今日はここまで!

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