簡単に学習内容を定着させる方法

 みなさんは何か学習した後、どのようにその内容が身つくよう工夫していますか?繰り返し書いたり、読んだり、ドリルをしたりして短期記憶から長期記憶へと頭の中で整理しながら定着を図ったりしているのではないでしょうか。記憶はむやみやたらに知識を断片的に暗記しようとするより、意味を理解した上で本物の文脈の中で覚える方が容易に覚えられると言われています。
 ここからが本題。より効率よく覚えるには、「小学生に教える」ことを目標に学習することをお勧めします。覚えたことを小学生にわかるように説明する」ことを想定して学んでいくと、インプット時にもとても吸収力や集中力が高まります。また、説明出来なければ、充分に理解していない、定着していないことになります。
 誰かに向けてインプットしたことをアウトプットすると学びの定着が強化されるので、学校の授業の振り返りでも是非、その日に学習したことを子どもたちに言わせてみてください。
 この手法を使えば、どんなスタイルの授業でも、簡単にアクティブラーニングへと仕立て上げることができます。
 算数でも答え合わせするだけでなく、計算の過程を説明させてみるといいと思います。本当に理解しているのかを簡単に見える化することができます。

 

 


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