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【薬膳レシピ2】緑豆ごはん〈体の余分な熱を冷ます〉



緑豆ごはん

立秋をむかえたというのに
まだまだ暑さが続いています。
熱中症の予防に水分を多くとっている方も
多いのではないでしょうか。

水分とりすぎると、『水毒』にも注意が必要になります。
まずは、体にこもった余分な熱を冷まし、夏バテ対策になる
一品をお伝えします。

[ 材 料 ] (2合分)

◇ 緑  豆 ・・・ カップ1/2
◇ うるち米 ・・・ カップ1と1/2
◇ 塩    ・・・ 少々

[ 作り方 ]

1 緑豆を一晩水につける
  または、80~90℃くらいのお湯に、30分程度緑豆を浸す
2 つけておいた緑豆を鍋に入れて、カップ2杯程度の水を加え、20分程
  ゆでる。その後、緑豆をざるでこして、ゆで汁と豆をわけておく。
3 うるち米をとぎ、炊飯器のおかまに、お米と煮た緑豆を入れ軽く混ぜ合   
  わせる。
  炊飯器の目盛り2合に合わせてゆで汁をいれる。足りなければ
  水を足す。
4 塩少々をいれて、スイッチを入れる。
5 焚けたらかるくまぜて、少し蒸らした後、器に盛る


緑豆ごはん

薬膳効果

緑豆は、よく『緑豆もやし』『緑豆はるさめ』で売っています。
今回は、豆そのものを使います。

五性/五味  涼 / 甘
帰   経  心  胃
主な作用   暑気あたり むくみ 口渇 口内炎 充血 小便不利 酒酔
       吹き出物 下痢 解毒
体   質  水毒 陽熱

*体にこもった余分な熱をとる「清熱解暑」の効能がある
*湿気によって体にたまった水分の排出をうながしむくみや下痢の解消にすぐれ、解酒の効果も期待できる
夏バテ予防の効果も期待できるので、スープやカレー、緑豆ぜんざいなどスイーツにもおすすめ。  
おかゆにして、梅干しを入れて、さっぱりと食してもいいです


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