【よもやま話】File1 いい加減がお茶をおいしくさせるコツ⁈
「いい加減」のイメージ
「いい加減」という言葉のイメージは、どんな感じですか?
少し聞いただけではなんか中途半端というか、雑な感じがしますよね。
でも、ちょっと考えてみてください。
マイナスのイメージでなく、むしろ、"丁度いい"とか“美味しい”とか
そうなりますよね。
料理をするときに、調味料を加減、いわゆる(+ー)をして
味を調える。
そうなんです! 実は、それがとても大事なのです。
『加減』しだいで美味しいくも不味くもなる
お茶のすべてにいえることですが、産地や製造方法、採取した季節により、色も香りも形も大きさも違ってきます。
そうすると、当然、茶葉の量や湯の温度、蒸らす時間も変わってきます。
つまり、美味しいお茶を淹れるということは、その茶葉にとって
『いい加減』をつくってあげることが必要だと思います。
茶葉の量も、お湯の温度も基本は守ったうえで
加えたり減らしたりして丁度良さを求めていくことで
きっと、美味しい一服がみつかるのではないでしょうか。
ほんの少しだけ、頭の隅のおいていただけると嬉しいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?