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英国一人旅#6 | 展示数15万点!疲れない大英博物館の歩き方

5月20日 晴れ

ロンドン観光最終日。
この日は大英博物館と、ミュージカル『オペラ座の怪人』を観ました。

大英博物館といえば、所蔵数の多さと時代・地域の幅の広さ!
かつて世界中に植民地があった英国でないと、ここまで集めることはできなかったでしょう。歴史好きの人はもちろん、そうでない方もきっと惹かれるものに出会えると思います。

かの有名なロゼッタストーン
けっこう大きい。



しかしあまりの数の多さに、残念ながら正直一つずつ真面目に見るのは不可能です…。
博物館や美術館鑑賞ってけっこう体力使いますよね。

そこで今回は、私的“疲れない”大英博物館の巡り方をまとめてみます。
疲労が伴ってこそ芸術鑑賞!という方もいるかもわかりませんが(笑)


気になる作品について事前に予習をする

ここでいう予習とは、「この作品は○○時代に△△の戦いで勝利した記念のもので~」と、事細かに調べることではないです。(もちろん知っているとより楽しめると思います!)

帰ってから、「あの作品見るの忘れてた・・!」なんてことがあったらとても悲しいですよね😨
こんなことを防ぐためにも、興味のある作品の名前、国だけでも事前にメモしておくことをオススメします。これで見逃すリスクをだいぶ減らせ、効率よく巡れます。

大英博物館のマップ(地図の斜線は私が書いたものです)
上段の通り、展示は地域毎に分かれています。


マップにDon't miss作品のご案内が👀親切!
ロゼッタストーンやモアイ像、チェスなど。



鑑賞に緩急をつける

これはかつての私の話ですが、「ここまで(外国)来たのだから・・!」「入場料出している分・・!」と、“せっかく来たのだから精神”で、興味のあるもの・そうでないもの全て全力で見ていました。
しかしこの鑑賞スタイルでは、せっかく後半に惹かれる作品があっても、「なんか疲れた・・」という理由だけで思うように楽しめないんですよね🥲

好きな時代のものなのに何故かあまり惹かれなかったり、有名な作品が自分にはさほど刺さらなかったり・・。
逆に、思いがけず関心の無かった分野で惹かれるものに出会う、なんてこともあるのが博物館巡りの醍醐味だと思っています。

体力・気力は自分が素直に惹かれる作品の鑑賞まで温存して、サクサクまわることをオススメします!

歴史物ではありませんが…
「人間が一生で飲む錠剤」の展示がインパクト大でした。


曜日・時間帯を選ぶ

既にやっている方も多いと思いますが。
今回私は、5/19(金)17時過ぎ~19時、5/20(土)10時~ の2日間に分けて楽しみました。
体感的には、金曜日はわりとゆっくりできましたが、やはり土曜日は週末だからかとても混んでいました。
一番良いのは月~木の午前とは思いますが・・金曜日は他の曜日と違い20時まで開館しているので、他の観光が早く終わった場合にでも寄ってみるのも良いかもしれません☺️

また、こうして気軽に2日以上に分けることができるのも、入場料無料ならではのメリット!ロンドンの博物館・美術館は無料で楽しめる所が多いので、毎日通って少しずつ楽しんだり、気に入った作品があれば後日伺う、なんてことも気軽にできるのが魅力だなぁと思います。
ルーヴルやMETではなかなか難しい…。

おまけ


ちなみに入場料は無料でしたが、クロークは有料でした。
(コート2ポンド、バッグ2.5ポンド~)

もちろん、館内にいくつかカフェ・レストランもあるので、一日楽しめます。

グレート・コートのカフェにて。
キャロットケーキだけのつもりが、カップが葛飾北斎でドリンクもつい頼んでしまいました😅



つづく

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