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~うちの子の得意なプレーってなんだろう?~ 子供たちがバスケを始めたお父さんお母さんのためのルール辞典Vol.1

バスケ初心者のお父さんお母さんの味方

こんにちは。
実はミニバス指導歴10年を超えているかとうさんです。
子供たちがバスケットボールを始める理由は様々。

本人がやりたいと言って始めるパターン、親が経験者だから、親がとりあえず運動させたいから、などなど。
どんな理由であろうと保護者の皆さんにとってきっと子供たちの成長を見守ることは最高の楽しみですよね。

でも、せっかく子供たちのバスケットを観戦しているのに、ルールがよくわからないとか、とりあえずシュートが入ったから拍手しているとか、バスケの本当の面白さをまだ知らずに損をしている保護者の方も多いような気がします。

というわけで、ここでは最高に楽しいバスケットボールを隅から隅まで味わいつくすためのルールや用語などの解説をしていきたいと思います。

とりあえず基礎知識から始めよう

みなさんはスポーツ観戦はお好きでしょうか?
何の種目でもプロスポーツであれば選手の成績があるはずです。
陸上だとタイムとか距離、サッカーだとゴールとかアシストみたいなそんな感じです。
当然バスケの世界にもそういった項目があります。
今日はそこ中でも野球で言うところの打率、ホームラン、打点くらい重要な主要3項目をご紹介します!

1、得点

まずは皆さんご存知の得点。
当たり前ですが、シュートを決めた時に入る点数です。
これはわかりやすいですね。
得点ボードに点数が加われば得点をとったことがわかりますし、シュートを打った選手につく数字なので特に説明も必要ないでしょう。

かとうさんが好きなフォームはクレイ・トンプソン選手


バスケには1点、2点、3点のシュートがありますが、これはいつかまたの機会にお話できればと思います。
ちなみに、日本の学生バスケのスコアシートで個人成績を記載する部分って得点くらいしかないので、試合後に子供たちが簡単に数えることが出来る成績って得点くらいのものなのです。

2、リバウンド

決してダイエット用語ではありません。
おそらく私くらいの世代の方なら一度は聞いた事があるのではないかというワードです。
あの某有名バスケットボール漫画で某ゴリラに似たキャプテンが口うるさく言っていた用語ですね。
リバウンドとはシュートが外れた後のボールをキープすることです。
一見地味ではありますが、リバウンドをしっかり取ることが勝利に繋がるのです。
たとえばプロバスケの世界ではシュートが入る確率はおよそ40~50パーセントくらい。
ゴールに近いところだと60~70パーセント決める選手もいます。

せっかく頑張って守ったとしても、リバウンドを取られてしまうと高確率でもう一度シュートを打たれて決められてしまうので、いくら得点をとってもリバウンドを取らなきゃ勝てないということになります。

リバウンドを制するものはゲームを制する

これは某ゴリラキャプテンの名言です。
得点を取っていなくても、実は影でゲームを支配している選手もいるということです。

3、アシスト

アシストはサッカーにもある指標ですよね。
アシスト=援助という意味の通り、味方の得点を援助するパスです。
得点に繋がるパスが1本決まる度にアシストが1本記録されます。
2021-2022シーズンNBAのMVPを獲得したニコラ・ヨキッチという選手がこんなことを言っていました。

「パスは2人を幸せにする。得点をあげても1人だけしか幸せにならない」

アシストすることで味方に楽に点を取らせることが出来るので、得点した選手とアシストした選手の2人がハッピーになれるんですね。
得点を取る子のかげにはお膳立てをする子もいることも忘れてはいけません。
実は小学生でも、自分でシュートを決めるよりアシストに気持ちよさを覚える子も多いですよ。

バスケの試合の中にはたくさんの見所がある

以上がバスケの主要3項目です。
このほかにもたくさん数字や指標はあるのですが、今日はこの3つだけ覚えてください。
とりあえず得点に加えて、リバウンドとアシストの2つを覚えることでバスケ観戦の楽しみポイントがかなり増えてきますよ。

次回はもっと深くお話できたらいいなあ。
それではまたお会いしましょう。

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