新しい鑑賞様式-夏のハロコン回想録-
それは、興行を打つこと、芸能を生業としていることへの気概を感じる発表でした。
形を変えてでも火は絶やさない。これだから好きだよアップフロント。
ということで、「Hello! Project 2020 Summer COVERS 〜The Ballad〜」の7/12 中野サンプラザのAチーム公演に行って参りました。
途中で歌唱楽曲が変わったり、気づけば秋の日程も発表され既にスタートしちゃってますが、新鮮な気持ちを思い出しつつ読んでいただければこれ幸い。
歌唱順
メンバーを3チームに分けた上、歌唱順は開催週ごとの抽選で決定…といういろんな面でチャレンジングな内容。
7/11,12に関しては動画が後出しだったため、事前情報全くなしで会場入りしました。
にしてもメンバーの動きとかリアクションとかいちいち楽しいよね、こういう動画って。でも特殊カードが入ってるとは思わなかったw
段原瑠々 見上げてごらん夜の星を
トップバッターがるーちゃんで良かった。
もうね、耳が幸せ。「今日来て良かった〜もう元取ったわ」って心の底から思いました。
高瀬くるみ Time goes by
歌唱楽曲発表時から「誰が歌うんだろ」と思っていましたが、くるみんあなたでしたか!
世代的にドンズバなんですよねELT。
切なげに進んでいき、ラストサビで弾ける感じ、とても良かったです。
そしてカラオケに行きたくなった←
岡村ほまれ M
いやまさか「M」がほまたんとは!イントロ流れてひっくり返ったよね内心。
まだまだ歌いこまれてないなとかブレスとかが甘いなと思う点はありましたが、ラストのロングトーン、あんなに通る声で綺麗に出せるのは素晴らしいの一言。
ほんとこれからがさらに楽しみなコですわ。
川村文乃 未来へ
かむちゃんのピュアネスがいかんなく発揮された、そんな印象。
彼女のこれまでの軌跡を思い浮かべながら聞くとなんだか親のような気持ちになってきて、あれ?目から汗が…
加賀楓 楓
好 き で す 加 賀 楓 さ ん ! ! ! ! !
終わってそんな気持ちになりましたよもう。
まずね、衣装が優勝。かえでぃーのスタイルを生かしまくったパンツスタイル最高。ありがとうスタイリストさん。
ある意味ネタ的な選曲(楓が「楓」を歌うからね)だけど、そんなの関係ねぇ。
サビの「♪さよならー」の「ら」の伸ばしが一番綺麗に聞こえるキー設定だったし、もとからこの曲が好きってのもあるけど、切なさ・寂しさ・哀愁みたいなのを押し殺したというか隠したというか抑圧されたというかそんなAメロの表現からサビ、ラストへの解放。
この感動を伝えたくて、後日急いでかえでぃーの握手券を入手したけど全然うまく伝えられた気がしないorz
秋山眞緒 春なのに
爆イケなダンスで魅了してくれるまおぴんですが、気づけば歌唱力もぐんぐんアップしていたんですねぇ。(何目線)
曲も相まってかどこか幼さというかあどけなさ、いい意味でのたどたどしさが感じられました。発声なのかな?
譜久村聖 僕は君に恋をする
推しって尊い。
その一言に尽きる。
久々に聞いたフクちゃんの歌声に「あぁ久しぶりだ…」「これだよこれ…」なんて浸ってて、サビに来たらもう涙腺崩壊。
細胞レベルで求めてて、細胞レベルで喜びを噛み締めた、そんな感じ。
使ってる音域が広くて、Aメロはいくらキー変えても低めだし、でもサビは高いし、とってもチャレンジングな曲だったと思います。(事実この日もAメロは若干音程怪しかったし)
それでも挑む姿勢、歌詞への考察・向き合い方・表現、「やっぱりわたしこの人が好きだ」、まさにまた"僕は君に恋をする"、そんな気持ちになりました。
井上玲音 糸
なんだろ、れいれいの落ち着きは。それこそ中島みゆきさんに通ずるものがあるよ。
こぶしで数多の試練をくぐり抜けてきた、そこから来る度胸・懐の深さ・器の大きさ・凄みと万物への愛情、みたいなのが伝わってくる歌唱でした。(壮大)
松永里愛 ただ泣きたくなるの
まずこの曲のメロの美しさをしみじみ感じた。
にしても里愛ちゃんもまだ中学生なんだよなぁ、こんな大人びた曲をさらりと歌ってしまっているけど。
サステインが甘いなぁとか、荒削りだと感じる部分はありましたが、それだけまだまだ伸びしろがあるということ。
歌の声色とかキャラとか惹かれるものがあるのでこれからも注目ですね。
船木結 大阪で生まれた女
歌唱楽曲一覧を見た時からきしもんかどっちかがこれを歌うんだろうなだと思ってましたが、完全に自分のものにしてましたね。
卒業までにどんだけ進化する気なんだこのコは。
(さっきの譜久村さんのと同じ動画だけど再掲)
石田亜佑美 なごり雪
なんだろ東北人の辛気臭さみたいなの(いい意味で)(いい意味に聞こえないけど)が出まくってた。
そしてフォークソングが似合うなぁ。ギター練習してみない?←
ラストの語りかけるような歌い方がすごくズシンときて、今も心に残ってます。
新沼希空 会いたくて 会いたくて
まさかのきそちゃんがこの曲!!イントロ流れて「マジで!?」ってなった。まぁビジュアルとかのイメージからするとぴったりな気もするけど。
いやこの曲難しいんだよ!!!リズムもだし、メロも上下の動き激しいし、カラオケ行っても上手に歌えた試しがない。本人もMCで言ってたけど地声と裏声の切り替えとかもね。
曲の主人公のメンヘラ感は出てたと思います。がんばった!
羽賀朱音 もしもピアノが弾けたなら
「キー変えて女声だとこうなるのか!」と新鮮でした。
MCでも話していた西田敏行さんイメージのハットも、あかねちんのスタイルの良さをさらに増強していて、1階後方席双眼鏡なしでも強強でした←
西田汐里 PRIDE
「あなたを、愛しています」というまっすぐな気持ち。
しおりんが歌うともうキラキラして眩しいくらい!!透き通った声質のせいもあるのかな。
汚れきったBBAの心も浄化されていく気がしたよ←
小林萌花 私はピアノ
実は発表された歌唱楽曲の中でこれだけ知らなくて。
タイトルからするとほのぴなんだろうなとは予想していましたが、なんかもうね、すごかった!新しいほのぴがあらわれた!!そんな感じ。
普段のほわほわした雰囲気は何処へやら、貫禄というか凄みが出てて、纏っている空気やオーラが違った。
にしてもやっぱ歌謡曲はいいね、染みるね…(何歳)
江口紗耶 Lemon
さやりんの歌をこんなにしっかり聞いたのは初めてだったんですが、こんなにそつなく歌えるんですね!そこそこ難しいよね?「Lemon」って。
あと明瞭に歌ってくれるから初めてちゃんと歌詞を認識した←
こういう諸々の発見もこのスタイルならではの産物。
小片リサ 明日への手紙
呟くような、時に語りかけるように、そっと歌う感じがとても良かった…
「こんな小片さんもステキ…」とときめきつつぐっときて、歌詞も相まってn回目の目から汗が…
(かむちゃんのと同じ動画ですが再掲)
まとめ
形は今までと違えど、メンバーの姿、歌声を堪能できる機会を設けてくれたことを事務所に感謝。まさに「有り難い」ってこういうことですよね。
メンバーもハロプロ以外の曲を、しかもソロで歌うというのはまた表現の引き出しが増えたり、勉強になることも多いと思います。
また今までのようなライブができるようになったとき、さらにパワーアップしているんだろうなと思わずにいられません。
コロナ禍だろうがどんな状況であろうが、その時自分にできることを探す、最善を尽くす、という姿勢はわたしも見習わなきゃな。
さて次は10/17の八王子公演に行ってきますよー◎
またレポが書ければなと思います。
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