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わたしは、エキストラでいい。

カバーとはいえ、音源が配信されたりMVも作ってもらえるソロ曲というのは嬉しいものだ。
というわけでふくむらさんの「エキストラ」のMVを見た。



初披露された「M-line SP」もチケットが取れず、音源も買おう買おう思ってるうちにMVがきちゃったんだけど。

…なんだよこれそのままわたしのふくむらさんへの気持ちじゃん。

ってなった。

歌詞より先に歌唱の方の話をしようか。
ライブでの強く、張る声とは違う、触ったら割れてしまいそうな、薄いガラスのような繊細な歌声が、だんだんと心の中に染み渡っていくようで、その響きだけでサビにくる頃にはうるうるしてしまった。

そして肝心の歌詞なのだけど。
まず、恋していたら少なくともわたしはこんな気持ちにならない(苦笑)「あなたのこと!好き!大好き!わたしに気づいて!こっち見て!!!」って全身から溢れ出しちゃうタイプなので、例えば地下鉄の駅で姿を見つけようものなら、「どうやって声をかけようか、何て言ったら印象がいいだろうか」とか咄嗟に考えちゃう。そういえばそんなこと、学生時代の下校中に好きな人と遭遇したらいかにさりげなくいい感じで「◯◯、バイバーイ」って言えるか…とかめっちゃしてたわw

でもヲタクとしてのわたしがふくむらさんに今抱いている気持ちはまさに「エキストラでいい」、それなんだよなぁと紡がれる言葉にただただ唸ってしまったのだ。

あなたがいるシーンに少しでも
写り込んでいれればそれだけでいい


ライブやイベントでのお手振りだとかレスきたとかそんなんにもう一喜一憂しないし、ライブや握手会にたくさん行くことを自慢したりして"お強い"アピールするのとか、TOとかもうそんなの興味ない。今日も推しが元気で楽しく過ごせていればそれでいい。あなたの日々を彩るワンシーンの、景色の中の一部にでも存在できてたのならそれが幸せ。

大好きです 好きです
大好きです 好きです
明日この映画が打ち切りになっても
大好きです
それだけ


『映画が打ち切り』は『アイドル(娘。)からの卒業』とも置き換えられるだろうか。
確かにもしそのときが来てしまったら寂しい。でもだからと言って好きな気持ちがなくなるなんてことはきっとないし、「今までありがとう」「推せて楽しかったよ」って言葉が出てくると思う。
利害とか損得とか関係なく、ただ素直にそう思える推しがいるというのは幸せなことだなぁと、ひとり噛みしめるのでした。



いただいたサポートでグッズ代、リリイベでの買い増しなどヲタ活が捗ります→推しが潤います(たぶん)ありがとうございますm(__)m