見出し画像

勇気のどんぐりのおはなし

清世組のインタビュー御覧いただきましたでしょうか。せっかくどんぐりの話題を振ってもらったのにそこに気づかず、うまく答えられなかったnolyです。こんばんは。

というわけで、「本当はこれをお伝えできればよかったのに!」を書いてみます。

清世さんから「勇気のどんぐり」と呼んでいただいている展覧会でお出しするどんぐりの形の焼き菓子。

いつからか、いつの間にか私の心の中にひょっこり芽生えた言葉。

great oaks from little acorns glow
立派な樫も小さなドングリから育つ

この言葉を何で知ったのかは記憶にありません。
いつからかいつの間にかなぜか私の中にある。

調べてみたらイギリスの中世の詩人によるものらしい。

私はこの言葉を『オークはどんぐりの中に眠る』と感じていて、私の作るお菓子のタネになっています。

オークとは誰しもが持つ才能。その人の根源。
それらがどんぐりの中に眠っている。
私のつくるこのお菓子を食べた人の中に眠る才能の目覚め、自分に立ち戻るほんのわずかなきっかけとなりますように。そんな思いを込めて焼いています。

ちょっと思いだしたこと。

私がこのどんぐりをもって、名古屋の路上に出かけたのは2021年の7月のこと。行くギリギリ、実のところ駅を降りても清世さんの目の前にたつギリギリまで心の隅っこでこわかった。楽しみなのと怖いのとでおっかなびっくり。

会いたいし、描いてもらいたくて電車に飛び乗ったというのに。

だからこの記事を読んでくれている人にも展覧会に行きたいと思うけれど…ちょっと怖いという気持ちがあるかもしれない。

はじめましての面々。原宿という場所。私も会場まで行くのが実は怖かった。私が若い頃は『原宿は若者の街』で、いい年した自分がいていいのだろうかという謎な不安。

もしあなたもそうなら少し時間に余裕をもって、原宿駅で西口の明治神宮の方へ降りて、森の中を少しお散歩するのをオススメしたい。参拝のときは展覧会の成功のお礼伝えてきてもらってもいいかも。※会場は東口方面です。

原宿駅からは徒歩で10分もかかりません。東口からまっすぐ下る。曲がるのは二回。ローソンとその次の角。

会場ではこのどんぐりがお待ちしております。
あたたかいお飲み物、清世さんイチオシの美味しい珈琲。
紅茶好きな方にもお楽しみいただける香り高い紅茶、カフェインが苦手な方にはほんわかあまいハーブティーもご用意しています。

展覧会当日、清世組一同こんな気持ちでお待ちしています。


ここから先は

249字
日本画制作・絵本発注・展覧会開催の裏側をはじめ、清世組それぞれの個性と得意を持ち寄った記事がいっぱいです。ものをつくる面白さと勇気をおすそ分けしています。1記事あたり100円を切りました。うまい棒に匹敵するお買い得マガジンです。

2022.1.29-30 各12:00-20:00 JOINT HARAJUKU 2F(東京)にて開催いたしました清世の展覧会ログです。マ…

読んでいただきありがとうございます。 暮らしの中の一杯のお茶の時間のようになれたら…そんな気持ちで書いています。よろしくお願いいたします。