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ガチョウの羽の生え変わり、換羽期のおはなし

ふと見上げた空にガチョウのフィフィ!のように見える雲。(こんな形のものは何だってフィフィに見えてしまう色眼鏡の仕業です)

水曜日の水鳥。今日はガチョウの羽の生え変わりについて。

ガチョウは年に一度、ドサッと羽が生え変わります。何かあったのか?と驚くほど、小屋の中にも外にもたくさんの羽が抜け落ちます。

羽が抜け落ちるとガチョウは一回り以上小さくなってしまいます。

上の写真は普段のフィフィ。

生え変わり中はこんな感じです。

生え変わる時期はいつもちょっと元気がなくなります。

後ろをついてきて外へ行こうともするのですが「フィー、おいけに行こう」と誘っても行かない。

人の気配があるうちは草をついばむのですが、少し放っておくと小屋のある方へ帰りたがります。

恐らく羽がないのが不安なのだと思います。

換羽は個体差があります。

羽の生え変わる時期は換羽期(かんうき)と呼ばれます。これは個体差があってフィフィは五羽いるガチョウの中でも生え変わるのが一番遅いようです。

換羽期(かんうき)は別名とや(鳥屋)とも言われます。

これは鷹匠から派生したらしく、換羽中の鷹を小屋で休ませたことからとや(鳥屋)なのだとか。

室内で作業していると窓の近くで待っているフィフィ。これはこれでたまらなく可愛い。

水曜日の水鳥、ガチョウマガジンは毎週水曜日更新予定です。

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