状態動詞と進行形★

状態動詞は「急に変化しない動詞」のことである!


例えば、知る(know)、愛する(love)、信じる(believe)などの動作は、急に始めろ終えろと言われても難しいです。これらを状態動詞と呼びます。
「変化しない」ということは、「持続している」と言い換えることもできます。「状態動詞は原則進行形にしない」と学ぶと思いますが、これは厳密に言うと、

もうすでに持続している動詞を、持続を表現するための進行形にしなくてもいい

ということなのです。

状態動詞を進行形にするとどうなる?

例えば、"I love you."という表現は状態動詞のloveを使って、「ずっと変わらず愛する」という内容を伝えています。仮に、"I'm loving you."というと、loveを動作動詞(変化する動詞)のようにとらえているニュアンスになり、「今この瞬間だけ愛している(愛さなくなるかも)」というような要らない意味も込められてしまいます。
しかし、実際の英会話の中では「徐々に好きになってきたかも」という意味の"I'm liking it."という表現なども使われています。状態動詞の進行形を表現するときはニュアンスの変化に注意して正しく使ってください。

状態動詞をまず見分けられるようになりましょう。状態動詞は正式な書き言葉や英文法の問題において進行形にする必要はありません。

○参考文献





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